ドローンで安全に、すぐ吹き付けできる遮光剤 『ファインシェードスカイ』

上空から散布するだけで農業用ハウス内の温度上昇を抑制 5月20日(金)より販売開始

2022年5月10日
アキレス株式会社

ドローンで安全に、すぐ吹き付けできる遮光剤 『ファインシェードスカイ』上空から散布するだけで農業用ハウス内の温度上昇を抑制 520日(金)より販売開始

アキレス株式会社(本社:東京都新宿区、社長:伊藤 守)は、上空から散布するだけで農業用ハウス内の温度上昇を抑制できる、ドローン(無人小型航空機)散布専用遮光剤『ファインシェードスカイ』の販売を、2022年5月20日(金)より全国で開始します。

これから夏に向けて日差しが強まると、ハウス内の温度が上昇して作物に生育不良や病気が発生しやすくなります。その対策として日本では主に遮光ネットの設置、ハウス表面への遮光剤の塗布が行われています。しかしどちらも人力による作業で時間や手間がかかり、高所の作業では転落等の危険も伴います。担い手の高齢化が進む中で農家には大きな負担となっており、遮光に要する作業の省力化、危険性の回避が求められていました。また、近年は廃プラスチック削減の動きとともに使用後の遮光ネットの廃棄も課題となり、吹き付け遮光剤の需要が高まっています。

『ファインシェードスカイ』は、ドローンによる空中散布用に開発した農業用被覆資材(農ビ・農PO)向けの遮光剤です。希釈不要のためドローンの液剤タンクに移してすぐに使用可能です。上空から散布するだけで効果的に塗布でき、遮光とハウス内の温度上昇抑制を実現します。500平方メートル(製品1缶の散布可能面積)当たり約10分程度で吹き付けができ、遮光に要する作業時間を大幅に削減します。ドローンで均一に吹き付けられるので、ハウス内に注ぐ日射を和らげながら温度上昇を適度に抑制して作物の葉焼けやしおれを軽減。危険な高所作業の必要がなく、ハウスの温度管理にかかる作業を効率化し、作物品質の向上に貢献します。

『ファインシェードスカイ』の吹き付け前(下)と吹き付け後(上)

ドローンによる吹き付け

吹き付け後のハウス表面

『ファインシェードスカイ』製品概要