「トニー賞授賞式」ナビゲーター・井上芳雄&宮澤エマ「今のブロードウェーの勢いをどのくらい伝えてくれるか楽しみ」

井上芳雄と宮澤エマが、WOWOWプライムで6月13日に生中継する「第75回トニー賞授賞式」(午前8:00)のナビゲーターを務める。

トニー賞は、該当期間中にニューヨークのオン・ブロードウェーで開幕した演劇、ミュージカル作品を対象に贈られる歴史ある賞で、今年は例年通りアメリカ・ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで開催。受賞の行方だけでなく、オープニングアクトをはじめ、ノミネート作品に関連した豪華パフォーマンスの数々が披露され、そのシーズンのブロードウェーを凝縮したようなエンターテインメント性あふれる授賞式が見どころだ。

今回は「ア・ストレンジ・ループ」が最多ノミネートとなる11部門11ノミネート。マイケル・ジャクソンを描いた「MJ」は作品賞を含む10部門10ノミネート。ヒュー・ジャックマンは「ザ・ミュージックマン」で主演男優賞にノミネートされ、18年ぶり2度目の受賞を狙う。

井上と宮澤がナビゲーターとしてタッグを組むのは2度目。前回の第74回では井上が舞台出演中のため大阪のスタジオからの番組出演となったが、今回は宮澤とともに東京のスタジオで受賞の行方を見守る。

井上は「コロナ禍で劇場閉鎖したブロードウェーが再開してから2年目となったトニー賞が、今のブロードウェーの勢いをどのくらい伝えてくれるか楽しみです。まだまだ現地には行けないため、向こうの空気を感じつつ、今のショービジネスの状況や新作情報を知りたいなと思います」と期待。

ナビゲーターとしては「今まではショー自体に自分の興味がありましたが、それと同時に今のブロードウェーのトレンド、ブロードウェーが何をテーマにしているのか、そこを大事にお伝えしながら、宮澤エマさん、そして出演者の皆さまと一緒に進行していきたいです。そして現地に負けないくらい、日本のスタジオからトニー賞を盛大にお祝いし、日本のエンターテインメントの盛り上がりもお伝えしたいと思います」と意気込んでいる。

宮澤は「前回の第74回にナビゲーターとして番組に出演させていただき、司会という立場でしたが、自分が一番楽しんでしまっていたかもしれません」と明かしつつ、「演劇ファン、ミュージカルファンの方々の気持ちに寄り添いながら、昨年よりヒートアップしてコアファンの皆さまにお届けしつつ、まだブロードウェーに行ったことのない方にも興味を持っていただけるような時間になればと思っています」とやる気十分だ。

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