エンターセクトが電子商取引のセキュリティー強化とフリクションの低減を目的にキャピテック銀行と提携

エンターセクトはニューデータ・セキュリティーの行動分析インテリジェンスを当社のEMV 3-Dセキュア・ソリューションに統合し、キャピテックの顧客に対してオンライン購入時のリスクベースの認証をリアルタイムで実現へ

南ア・ケープタウン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- デバイスID/認証ソリューションの世界的リーダー企業であるエンターセクトは本日、キャピテック銀行が当社の革新的なEMV 3-Dセキュア(EMV 3-D Secure)ソリューションを導入したと発表しました。このソリューションは、カード保有者のフリクション(手間や滞り)を低減しながら、電子商取引決済のセキュリティーを高めるものです。

エンターセクトのソリューションは、業界有数のリスクベースの認証技術を提供するマスターカード傘下企業ニューデータ・セキュリティーの行動分析技術を活用しています。これは、2020年に正式に確立したエンターセクトとニューデータ・セキュリティーの提携関係を基盤にしたものです。

エンターセクトのSchalk Nolte最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「南アフリカでは、電子商取引すなわち『非対面取引』の詐欺が依然として許容できないほど多く、SABRICによると、クレジットカード詐欺の80%、デビットカード詐欺の53%を占めています。エンターセクトのEMV 3-Dセキュア・ソリューションは、当社の強力な認証技術と最新の行動分析技術を組み合わせ、まさにこのセキュリティー問題に対処しています。当社のソリューションは、完全にカスタマイズ可能であるという点で独自であり、キャピテックはカード保有者に対して差別化された電子商取引体験を提供することができます。今回の導入は、私たちがデジタルセキュリティーとユーザー体験の境界を押し広げ続ける中、キャピテックとの長期的な革新活動において新たな節目となる成果です。」

エンターセクトのEMV 3-Dセキュア・ソリューションを導入することで、キャピテックはリスクの高い電子商取引のインタラクションをリアルタイムで発見し、顧客体験に影響を与えることなくセキュリティーを大幅に向上させることができるようになりました。このソリューションは単一のプラットフォームとして提供され、ニューデータ・セキュリティーの主力製品であるニューディテクト(NuDetect)と事前に統合されています。このソリューションは、行動バイオメトリクス、機械学習、数十億の匿名データポイントからの洞察的知見を組み合わせて、オンライン、モバイルアプリ、スマートフォンでのやり取りに基づいて、真正なユーザーと潜在的な詐欺師を区別し、最もリスクが高いユーザーにフラグを立てます。

このソリューションはチェックアウト時に、カード所有者の電子商取引に関するリスクスコアを導き出します。リスクスコアに基づき、リスクがほとんどない場合は、フリクションレスの認証体験を継続します。一方、リスクが高い場合は、さらなる確実性が必要となり、ステップアップした認証プロセスが開始されます。このソリューションは、アプリ内のプッシュプロンプト、生体認証、FIDO認証のセキュリティーキーなど、さまざまな認証オプションをサポートしています。

このソリューションにより、キャピテックは行動情報やデバイスベースの情報を分析することで、顧客を保護するとともにフリクションレスのチェックアウト体験を提供することができます。

キャピテック銀行のマーケティング&コミュニケーション担当エグゼクティブであるフランソワ・ビビエ氏は、次のように説明しています。「私たちは常に、お客さまの体験に影響を与えることなく、可能な限り最高のセキュリティーを提供する方法を探し求めています。エンターセクトのEMV 3-Dセキュア・ソリューションとニューデータ・セキュリティーの行動分析技術を導入することで、当社の電子商取引にさらなる保護レベルを提供することが可能になりました。これにより、当社のチームは革新を続け、お客さまの安全を確保し、キャピテックは南アフリカにおけるデジタルバンキングの革新で最前線に立つことができます。」

エンターセクトについて

エンターセクトは、強力なデバイスアイデンティテイー/顧客認証ソフトウエアを提供する一流企業です。世界中の国々の金融機関やその他の大企業が、複数の特許を取得した当社の技術に依拠して、使用中のチャネルやデバイスに関係なく、クライアントとの通信をセキュアに行い、不正行為からクライアントを保護し、便利な新体験をクライアントに提供しています。詳細情報についてはentersekt.comをご覧ください。

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