ヘンリー王子、ショートフィルムで確かな“役者スキル”を披露 ニュージーランド俳優も出演

ヘンリー王子が、サステナブルな旅行を推進する自身の非営利団体「トラバリス」」の宣伝動画に登場し“役者”としてのスキルを見せている。このほど、王子自らがマオリ語で発表。ニュージーランドのテレビ番組でその新プロジェクトについて話すという。

外でのジョギング中、格付け会社のスタッフから質問を受ける王子の姿が印象的な動画は、同国のマオリテレビジョンの番組『テ・アオ・ウィズ・モアナ』で初オンエア。王子はメーガン妃との11カ月になる娘リリベットちゃんを連想させる「Girl Dad」と書かれたTシャツを着ている。

動画の中で王子はスタッフに対してオーストラリア人かと尋ねて訂正を受け、「本当にすまない。君たちが嫌うことだよね」と謝った後、スタッフから以前ニュージーランドに滞在中、落としたお菓子の包み紙について質問される。その後2人は旅行先と同じように旅行者も評価を受けるシステムについて話し合う。

前回の旅行で、王子は地元のハチミツを購入したり歯磨き中に蛇口を締めていたことで5段階中星3つと評価された。更に別の格付け会社がヴァンで駆け付け、王子はマオリ語で応対、ジョギングに戻り終わるといった内容だ。

その動画にはレナ・オーウェン、リス・ダービー、デイヴィッド・フェインらニュージーランドの俳優が登場している。今回のプロジェクトを通してトラバリストは、大手旅行サイトと提携し、環境保護の視点から目的地やホテル、リゾートの評価を格付けするシステムを作る予定だという。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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