薬全品目の再開は23年秋以降

日医工、私的整理で再建へ

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日医工本社=12日午後、富山市

 大手ジェネリック医薬品(後発薬)メーカーの日医工(富山市)は12日、私的整理の一種である「事業再生ADR」による経営再建を検討していると明らかにした。品質不正問題で業務停止命令を受け、業績が悪化していた。主力工場では今も出荷制限が続いており、全品目の出荷再開は2023年秋以降になる見通し。

 日医工の富山第一工場(富山県滑川市)では、11年ごろから国の承認外の不適切な手順で医薬品を製造、出荷していたことが県などの調査で発覚。21年3月に県から医薬品医療機器法に基づく約1カ月間の業務停止を命じられた。

 日医工によると、同工場で生産する医薬品は約400品目。