【新型コロナ】川崎市で80代男性死亡 新たに587人感染、20代が最多の173人

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は12日、市内に住む80代男性1人の死亡と、市内外に住む10歳未満~90代の男女587人の感染が新たに確認されたと発表した。市は571人の感染経路を不明としている。感染経路が判明している人のうち、家庭内感染は14人、陽性者との接触者は2人だった。

 市によると、死亡した男性は、4月29日に倦怠(けんたい)感があり、市内の病院を受診して陽性が判明し入院。男性は軽症で、同30日に別の病院に転院したが、5月9日に死亡した。男性はワクチンを2回接種しており、悪性腫瘍の基礎疾患があった。

 感染者の症状別では、軽症429人、無症状142人、中等症2人で、14人の症状を調査中としている。

 感染者の年代別は、20代173人、30代115人、40代90人、10代62人、50代51人、10歳未満49人、60代20人、70代17人、80代8人、90代2人だった。

 市は12日、関係者の陽性が判明した「木下の保育園元住吉」(中原区)を、12日から当面の間、臨時休園すると発表した。

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