広島電鉄 2年連続の赤字 コロナ影響で利用者減

広島電鉄が昨年度の決算を発表しました。新型コロナの影響で利用者が減少しており2年連続の赤字となりました。

広島電鉄 椋田昌夫社長「増収ではありますが、赤字を少なくするという程度しかできなかった。出来ることを確実に進めて2025年以降は自信をもって経営できる会社にしたい」

昨年度の売上高は273億9500万円で、6年ぶりの増収となり、本業のもうけを示す営業利益は15億円増え増収増益となりました。

しかし、最終的な純利益は、去年から20億円回復したものの2年連続の赤字ということです。

新型コロナの感染拡大の影響を受け利用客が減少していることが最大の要因とみられています。

また広島電鉄など交通事業者7社では、ことしの秋頃から広島市中心部での運賃を220円に統一する予定としています。

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