横浜FC出身のU21代表・斉藤 ベルギーでの2年目終え「自分の強み出せた」 フル代表入りに意欲

ベルギーでの2年目を振り返る斉藤

 パリ五輪世代のサッカーU―21(21歳以下)代表で、欧州で2年目のシーズンを終えたFW斉藤光毅(20)が12日、オンライン取材に応じ「けがで難しい状況もあったけれど、昨シーズンよりは自分の強みをアピールできた。まだ満足していないので、もっと活躍できるように頑張りたい」と抱負を述べた。

 2020年冬に横浜FCからベルギー2部のロンメルへ完全移籍。昨年末にすねの疲労骨折で一時離脱したが、20試合に出場して5ゴールをマークした。

 現地の環境やチームメートとのコミュニケーションにも徐々に慣れ、「監督やポジションが変わったり、いろいろなことがあったけれど、プレーもメンタルもコントロールできたのは大きな収穫」と語った。

 3月下旬に世代別代表で臨んだ国際親善試合「ドバイ・カップ」では、10番を付けて全3試合に先発出場。1得点を挙げて日本の優勝に貢献した。

 2年後のパリ五輪の中心選手としても期待される。現在は初のフル代表入りを目標に掲げ、「より上のカテゴリー、環境でプレーしないといけない。常に危機感を持ってやっていきたい」と表情を引き締めた。

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