片づけのプロが実践!苦手な掃除のハードルを下げる「収納の工夫」5選

おはようございます!整理収納アドバイザーのサチです。

私は幼少の頃から「片づけ」は得意ですが、実は…「掃除」が苦手です。ついつい後回しになる掃除と向き合うため、収納の力で、取り組みのハードルを下げるようにしています。

今回は、掃除が苦手な片づけのプロが実践している、掃除のハードルを下げる収納のコツを5つお伝えしますね!

掃除の「後回しグセ」を回避する収納のコツ

掃除を後回しにしてしまいがちなら、掃除に取り掛かるためのハードルを極限まで下げるのが鉄則です!

そしてこの仕組み作りは、「収納」を工夫することで叶います。

【1】掃除する場所に道具を置く

例えば洗面台。

洗面台内を掃除するスポンジは。洗面台内にスポンジを引っかけられるフックを取り付けて、「汚れたな」と感じたその瞬間に取り掛かれるようにしています。

わざわざ掃除道具を取りに行くこと自体が面倒で、ついつい後回しにしてしまいがちですが、掃除したいと思ったその瞬間に取り掛かれるようにしておけば、後回しの言い訳はできませんよね。

【2】誰でもわかる場所に道具をしまう

そもそも掃除は一人でやるべきものではないですよね。

家の汚れは、そこに住む人全員の責任。

ですので、家族全員を掃除に巻き込めるよう、誰でもわかる場所に掃除道具をしまっておくのがおすすめです。

一人だと何十分もかかってしまう掃除も、家族総出で取り掛かるとあっという間に終わり、掃除への負担がかなり軽くなりますよ。

【3】ものを移動しやすくしておく

掃除をするときに重たいものを移動させる必要がある場合、面倒に感じてしまい、掃除の気力がしぼんでしまうことも。

それを乗り越えるため、できるだけものを移動しやすい状態にしておくことがおすすめです。

最も有効なのは、キャスターを付けること

今は100円ショップなどでも、シールタイプのキャスターなどが手に入れられます。ものの移動で掃除が億劫になっている方、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

【4】接触面を最小限にして「予防掃除」を心がける

予防掃除という言葉をご存じでしょうか?

予防掃除とは、汚れを溜めにくくするための工夫を施すこと。特に、水まわりには大きな効果があって、ものを浮かせたり吊るしたりすることで接触面を最小限にし、ぬめりを発生しにくくすることができます。

わが家では歯ブラシやうがいコップを浮かせることで、ぬめりの発生を最小限にし、掃除の頻度を可能なかぎり下げています。

やらなければいけない掃除の回数を減らせば、気持ちの負担も平行して減らせますね。

【5】床置きのものを減らす

ラク掃除にいちばん効くのは…やはり、これ!

床置きのものを減らすことです。

床にものがあれば、そこに埃が集まりやすくなります。

床にものが増えれば、掃除機をさえぎるものが増えます。

床が見えなければ、掃除をしようという気すら起きないかもしれません。

さて、床置きを減らすには、家にあるものを、いかに必要なものだけにしぼっていくかが大事。ものが増えれば増えるほど、床を覆うものが増えてしまいます。

ラクに掃除したいのならば、今あるものたちが本当に必要なものかどうか、しっかりと見極めて厳選していくしかありません。

まとめ

今日は、私も苦手な「掃除」のハードルを下げる収納のコツを5つご紹介しました。

掃除はしたいけどなかなかやる気が出なかったり、掃除そのものが面倒に感じたなら…、それは、掃除に取り掛かるまでの仕組みを変えるサインなのかも!

できるだけ時間と労力をかけずにすむよう、思い立ったときに5分でささっと掃除できる。そんなおうち環境を、収納の力で作っていきましょう!

☆この連載は【隔週金曜日】更新です。次回もどうぞお楽しみに!

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