ガーディアンズが緊急事態 監督などコーチ陣7人がコロナで離脱

日本時間5月13日、ガーディアンズはテリー・フランコーナ監督などコーチ陣7人がメジャーリーグ機構の「健康・安全プロトコル」に従ってチームを離脱することを発表した。ガーディアンズはフランコーナ監督など複数の新型コロナウイルス陽性者が発生したため、日本時間5月12日に予定されていたホワイトソックス戦が延期に。「球団関係者の検査を引き続き実施し、感染者の感染経路や濃厚接触者の特定を進めていく」との声明を発表している。

チームを離脱することになったのはフランコーナ監督、デマーロ・ヘイル(ベンチコーチ)、クリス・バレイカ(打撃コーチ)、ジョー・トーレス(投手コーチ補佐)、サンディ・アロマー(一塁ベースコーチ)、マイク・サーボー(三塁ベースコーチ)、ジャスティン・トゥール(打撃アナリスト)の7人。日本時間5月14日から始まる敵地ミネソタでのツインズ3連戦ではカール・ウィリス(投手コーチ)が監督を務め、コーチングスタッフの不足分は「球団内部の人材で補う」ことが発表されている。

日本時間5月12日の時点では、フランコーナとヘイルの2人が陽性者として発表され、他にも陽性者がいることが明かされていた。最終的に陽性者が何人いるのか、誰が陽性だったのか、といった詳細は明らかになっておらず、監督代行のウィリスをサポートする臨時コーチングスタッフの顔ぶれも現時点では発表されていない。

なお、延期となった試合は日本時間7月24日に行われることが決まった。この日は日本時間午前8時15分開始のナイトゲームが組まれており、振替試合は日本時間午前2時10分開始のデーゲームでダブルヘッダーの第1試合として行われる。

ガーディアンズは延期された試合で先発予定だったアーロン・シバーリがツインズ3連戦の初戦にスライドして先発する予定。シェーン・ビーバーとトリストン・マッケンジーが1日ずつスライドする形で3連戦の第2戦と第3戦に先発予定となっている。

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