西武鉄道、各駅がライオンズの選手を応援 名前や背番号にちなんで組み合わせ 各駅、各選手により親近感を

所沢駅改札外に掲出されている「推し獅子」ポスター(西武鉄道提供)

 西武鉄道(本社・埼玉県所沢市、喜多村樹美男社長)とプロ野球埼玉西武ライオンズ(本社・所沢市、奥村剛社長)は、西武線91駅とライオンズの全選手を組み合わせ、各駅が選手を応援する「駅の推し獅子」プロジェクトを10月31日まで実施している。

 同鉄道では、駅改札付近に設置した試合速報スコアボードに本拠地ベルーナドームで実施されている試合状況を駅係員が手書きで記載するなど、駅がライオンズを応援する文化が根付いている。駅独自の応援を実施することで各駅、各選手により親近感を感じてもらい、駅を利用する新たな楽しみにしてもらおうと企画された。

 各駅にはオリジナルの選手ポスターが掲出され、QRコードを埼玉西武ライオンズ公式アプリで読み込むことでデジタルスタンプを入手することができる。各駅の選手組み合わせはライオンズのホームタウン中心駅の所沢駅がキャプテンの源田壮亮選手、本川越駅が川越誠司選手など名前や背番号にちなんで選ばれている。

 今季開幕投手を務めた高橋光成投手はひばりが丘駅と鷺ノ宮駅の推し獅子。「今回の企画をきっかけにもっと僕たち選手一人一人のことを知っていただき、応援してもらえるとうれしいです」とコメントしている。

 問い合わせは、同社お客さまセンター(電話04.2996.2888)へ。

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