ネットアップがエヌビディアと提携し、ターンキー方式のスーパーコンピューティングインフラでHPCとAIを促進

拡張されたAIポートフォリオには、NVIDIA DGX SuperPOD、NetApp ONTAP AI統合ソリューション、NVIDIA DGX Foundry Instant AIインフラがある

米カリフォルニア州サンノゼ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)-- グローバルなクラウド主導データ中心ソフトウエア企業のネットアップ(NASDAQ:NTAP)は本日、オールフラッシュNVMeストレージのNetApp EF600と、BeeGFS並列ファイルシステムの組み合わせが、NVIDIA DGX SuperPOD™向けの認定を取得したと発表しました。この新たな認定により、人工知能(AI)とハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)インフラが簡素化され、これら使用例のより迅速な導入が可能になります。

2018年以来、ネットアップとエヌビディアは、AI卓越センターの構築から非常に大規模なAIトレーニングの課題解決まで、幅広いソリューションで何百もの顧客に貢献してきました。DGX SuperPODで認定されたNetApp EF600およびBeeGFSファイルシステムは、両社が開発してきたAIソリューションの包括的セットに加わる最新のものとなります。

ネットアップのソリューション&アライアンス担当バイスプレジデントのフィル・ブラザートンは、次のように述べています。「ネットアップとエヌビディアの提携は、長年にわたって業界をリードする革新成果を実現しており、このNVIDIA DGX SuperPOD向けの新たな認定も、その勢いに乗ったものです。性能とデータに対する需要が爆発的に増加していますが、NVIDIA DGX SuperPODと、ONTAP AIプラットフォームおよびDGX Foundry(DGXファウンドリー) AIサービスの組み合わせにより、お客さまはクラス最高のモデルトレーニングインフラを、AI業界リーダーの完全なサポートと共に確保できるようになります。」

エヌビディアのDGXシステム担当バイスプレジデントのチャーリー・ボイル氏は、次のように語っています。「AIとHPCで業務を最新化している組織は、インフラを構築する際に性能、柔軟性、選択肢が必要です。当社とネットアップの協業により、独自のAI卓越センターを構築中のお客さまは、NVIDIA DGX SuperPODのためにネットアップ製ストレージを選べるばかりか、NVIDIA DGX Foundryを通じて、同じ有力プラットフォームをホスト型インフラとして利用できます。」

ウィチタ州立大学の業界エンゲージメント&応用学習担当アソシエートバイスプレジデントのトーニャ・ウィザースプーン氏は、次のように語っています。「当学はネットアップおよびエヌビディアとの協力を非常に喜んでおり、これによりNVIDIA DGXシステムを使ってHPC/AI卓越センターを構築し、応用学習の学生がスーパーコンピューティングとハイパフォーマンスコンピューティングのインフラを体験できるようになります。ネットアップは、当学のイノベーションキャンパスでデータファブリックを支える企業であるため、この刺激的な分野で次世代の人材を育成できることを大変うれしく思います。」

AIインフラソリューションの幅広いポートフォリオ

エヌビディアで高速化したネットアップのソリューションポートフォリオには、ONTAP AIが含まれます。これは現場で実証済みの参照アーキテクチャーのほか、ターンキー方式で調達と導入が容易な事前設定済みの統合ソリューションを使用することで、推測を排除して迅速な導入を実現します。

ほかにも、NVIDIA Base Command(エヌビディア・ベース・コマンド)ソフトウエアとNetApp Keystone Flex Subscription(ネットアップ・キーストーン・フレックス・サブスクリプション)機能を備えるNVIDIA DGX Foundryがあります。この組み合わせにより、世界レベルのホスト型インフラソリューションを提供できるため、優れたAI開発体験が必要な企業とそのデータ科学者は、自社で苦労して構築する必要がありません。

本日の発表により、組織はオンプレミスでDGX SuperPODが持つ力を、ネットアップのストレージと組み合わせて活用し、AI卓越センターを構築できます。

さらにネットアップはエヌビディアと連携し、金融サービス医療製造小売り高等教育や政府など、さまざまな業界向けに適合させたソリューションを提供しています。また、AIの長期的な取り組みに着手する顧客が成功を加速させながら、リスクを軽減できるよう、考案ワークショップの後援・促進を行ってきました。

IDCのAI/自動化研究&アドバイザリー担当グループバイスプレジデントのリツ・ジオティ氏は、次のように述べています。「AIライフサイクルの重点は、開発スタックに一段と力を入れ、インフラ管理を離れたため、組織がAI使用例を導入するためのインフラ投資を簡素化できるよう、統合型のソリューションやサービスの必要性が高まっています。DGX SuperPODは、こうしたニーズへの対応を目指すネットアップとエヌビディアの実りある提携関係における最近の節目となる成果です。ネットアップはデータの場所に関係なく、顧客がデータ管理の課題を解決できるように支援する上で有利な立場にあります。」

補足資料:

ネットアップについて

ネットアップはグローバルなクラウド戦略で業界をリードする、Data-Centricなソフトウエア企業です。デジタルトランスフォーメーションが加速する時代において、データを活用してビジネスをリードする企業や組織を支援します。クラウドでの開発、クラウドへの移行、オンプレミスでの独自のクラウドレベルの環境構築など、データセンターからクラウドまでのアプリケーションを最適な状態で実行できるシステム、ソフトウエア、クラウド サービスを提供しています。ネットアップは、多様な環境にわたって機能するソリューションを通じて、企業や組織が独自のデータファブリックを構築し、いつでもどこでも、必要なデータ、サービス、アプリケーションを適切なユーザに安全に提供できるようにしています。詳細については、www.netapp.comをご覧ください。また、TwitterLinkedInFacebookInstagramでネットアップをフォローしてください。

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