鬼越トマホークが「本当に怖い芸能人」を激白?笑いの定石をぶち壊したのは、あの大物芸能人だった!

5月12日、鬼越トマホークのYouTubeチャンネル「鬼越トマホーク喧嘩チャンネル」では、これまで二人が出会ってきた芸能人の中で「本当に怖いと思う人」について発表する動画を公開。大御所芸人やロック歌手の名前が挙がり、話題になりました。

(画像:時事)

■m-floのLISAさんは肝っ玉母ちゃんだった?

鬼越トマホークの二人が「本当に怖い芸能人ランキング」として第3位に挙げたのは、m-floのLISAさんでした。

坂井良多さんが「怖かった〜!いい人なんだけどね!肝っ玉母ちゃんなんだよね」と発言すると、金ちゃんも「ノリが関西人のノリだからね」と同調します。

二人の話によれば、LISAさんと共演した際に、目の前でお馴染みの喧嘩ネタを披露したところ、ネタとは受け取ってもらえず本気で説教されてしまったそうです。

これについて「(ネタを潰されて)芸人として怖いなっていうことです。LISAさんは良い人ですよ!」と前置きした上で、次に共演する機会があれば「正直、喧嘩のくだりはやらないかも」と本音を明かす金ちゃんでした。

■鬼越トマホーク・坂井の失言に大物歌手が激怒?

続いてランキング第2位として挙げたのは、ロック歌手の大御所・大友康平さんでした。

「とんでもない放送事故を間近で見てたから」という金ちゃんによれば、7〜8年前に放送された日本テレビのものまね番組にて、審査員を務めた大友さんが芸人以上にボケて笑いを取っていたそうです。

そんな中、どうにか爪痕を残そうと前のめりになった坂井さんが、大友さんのボケに被せて失礼な発言をしてしまったのだとか。これに腹を立てた大友さんが「俺がボケてる時に喋るんじゃねえよ!」と一喝したことで、現場が気まずくなる瞬間があったそうです。

しかし、収録の合間、大友さんは坂井さんのもとに「さっきは変な空気にさせちゃってごめんね」と謝りに来たそうで、その姿を見た坂井さんは「やっぱり大物芸能人は器がデカいな、と思った」と振り返っていました。

さらに坂井さんは「俺がボケてる時に喋るなよ、って言ったときの大友さんは本当に怖かったけど (大友さんは)昔のロック歌手ですから。絶対にそういう迫力があったほうが男を惹きつけますよね」と、その怖さすらも魅力だと語ります。

■鬼越トマホークが「本当に怖い芸能人」を激白?笑いの定石をぶち壊したのは、あの大物芸能人だった!

そして、本当に怖い芸能人ランキング1位の座に君臨したのは、笑福亭鶴瓶さんでした。

これも日本テレビのある番組で、二人が喧嘩ネタを披露したところ、仲裁役だったはずのブラックマヨネーズ小杉竜一さんを飛び越えて、鶴瓶さんがツッコミをするために猛ダッシュしてきたのだそうです。

「鶴瓶さんが来たので一応、僕らも対応したんですけど、やっぱり鶴瓶さんが中居正広さんに『あなたは最後だって分かるでしょ!』って怒られて。中居くん的にも、誰々がまず止めに入って…っていう計算があったはずなんですよ。そこを全部ぶち壊す仰天・鶴瓶ダッシュで(笑)」と金ちゃん。

一方の坂井さんは、鶴瓶さんのものまねを交えながら「鶴瓶さんも『せやせや、やってもうた…(番組を観ていて)ずっと止めたいと思うててん。気持ちが前に出すぎてもうた』って。あの感じを大御所で出せる人っていないじゃん」と、尊敬の念をのぞかせていました。

ちなみに、この収録時は新型コロナウイルスが最も猛威を振るっていた時期だったそうで、番組出演者で最高齢の鶴瓶さんを守るため、かなり遠い席に設定されていたそうです。

しかし、鶴瓶さんは鬼越トマホークの喧嘩ネタを止めたいがあまり、二人にかなり接近してしまい、中居さんに「何年テレビやってるの?分かるでしょ」と怒られたというお茶目なエピソードも明かしていました。

■最終的に「本当に怖い人は書いていない」と暴露

「怖い芸能人ランキング」という一見ハードな内容でありながら、鬼越トマホークによるほのぼのエピソードが印象的な内容だったのではないでしょうか。

事実、ふたりも動画の最後で「暴露すると、本当に怖い人はここに書いてません(笑)これは、本当に面白い逸話ですから」と話していました。

視聴者からは、ネット上で「大友康平さん、無名の芸人にわざわざ謝りに来るなんてめちゃくちゃ良い人だね〜」「放送事故があっても、それが放送されたかどうかを毎回チェックしてるふたり、律儀だよなw」などの声が上がっていました。

テレビ側の人にしか分からない裏事情について、視聴者はあまり知りすぎない方がエンターテイメントとして純粋に楽しめるのかもしれませんね。

【番組情報】
鬼越トマホーク喧嘩チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=DLkGtjp6zG0

(文:くる美/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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