英大物女優 名作映画から外される寸前だった 「セクシーでないって」性的暴行で服役中のプロデューサーから

女優のミニー・ドライバー(52)は、プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインから「セクシー」でないと理由で『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』のキャスト陣から外されそうになったそうだ。1997年公開の同名作でロビン・ウィリアムズ、マット・デイモン、ベン・アフレックと共演。当時あるプロデューサーが自身の適性に疑問を抱くコメントをしたことから不安な思いに苛まれたことを最近明らかにしていた。

回顧録『マネイジング・エクスペクテイションズ』を出版したばかりのミニーは今回、サンデー・テレグラフ紙のインタビューでそのプロデューサーが性的暴行やレイプで有罪となり23年の禁錮刑で服役中のワインスタインであったことを明らかにし、こう話している。

「非常にショックを受けたのを覚えている。でも『ちょっと待って。それがどこから来たか少し考えてみるべき。それは言葉では言い表せないブタ。こいつが私がセクシーでないって言ったことをどうして心配しなきゃならないの?』って気が付いたの」

「でもそれは悪影響を与えるわ。人々は私が必要とされている性的な素養がないと考えて雇われないかもしれないってことよ」

これを受けてワインスタインの代理人は、当時ワインスタインが同役にアシュレイ・ジャッド(54)を押していたことを明らかにしたが、ミニーに対する「遺憾」の意は口にしなかったとした。そのアシュレイは2018年、セクハラ撲滅運動「Me Too」のきっかけとなったワインスタインに対し、いち早く声を上げていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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