認知行動療法アプリ「Awarefy」、企業のメンタルヘルス向上にも貢献

メンタルヘルス向上への一定貢献が示唆された

株式会社Hakaliは、2022年5月12日、同社のデジタル認知行動療法アプリ『Awarefy』の実証実験において、同アプリが企業のメンタルヘルス向上に一定貢献することが示唆されたと発表しました。

同社は、「心の健康を支えるデジタル・メンタル・プラットフォームを実現する」というミッションを掲げて『Awarefy』を提供している企業です。『Awarefy』は、心理療法のひとつ「デジタル認知行動療法」に取り組めるスマートフォンアプリとなっています。

より良く生きるための考え方/行動習慣を身に付ける

『Awarefy』では、スマートフォンで日々の体調/感情を記録して振り返ることにより、アプリを通じた「デジタル認知行動療法」の取り組みを可能にしました。「デジタル認知行動療法」の基礎となる「認知行動療法」は、自分の考え/行動を客観的に理解することで、より良く生きるための考え方/行動習慣を身に付ける心理療法です。

同社は『Awarefy』を個人向けサービスとして提供する一方で、一般企業においてもストレスチェック制度の実施や従業員の支援強化といった動きが活性化していることに注目。企業のメンタルヘルス向上において『Awarefy』が具体的な施策となりうる可能性を検証すべく、今回の実証実験を行うに至りました。

「ネガティブな気分」「怒り」「疲労」を改善

『Awarefy』の実証実験は、三井物産労働組合の協力を受けて2022年2月から3月にかけて実施され、働き世代16名が参加しました。参加者は、『Awarefy』を用いた約1ヶ月間のセルフケアを実施。結果、『Awarefy』利用は「ネガティブな気分」「怒り」「疲労」といった項目について一定の改善傾向があると確認されました。

なおこの実証は、早稲田大学人間科学部大学院人間科学研究科・熊野宏昭研究室との共同研究として、専門家の指導を受ける形で実施されています。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

Awarefy – 株式会社Hakali

『Awarefy』が三井物産労働組合との実証実験を実施。アプリを用いたセルフケアがメンタルヘルスの改善に一定貢献することを示唆。 – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p

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