静岡県は5月としては記録的な大雨に 雨は弱まっても土砂災害には引き続き警戒を

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 きょう14日(土)は前線や低気圧の影響で、静岡県では5月としては記録的な大雨になっている所がある。これまでの大雨で土の中の水分量は多くなっているため、雨は弱まったとしても土砂災害には引き続き警戒が必要だ。

静岡県は5月として記録的な大雨に

 静岡県内では、24時間に降った最大雨量が伊豆市土肥(とい)で153.5ミリ(きょう午前7時40分まで)、静岡空港で164.0ミリ(きょう午前3時30分まで)を観測し、5月としては統計開始以来最も雨量が多くなっている。
 きょう午前10時現在、発達した雨雲は日本の東の海上に抜け、大雨のピークは越えたと見られるが、静岡県や神奈川県の一部には大雨警報が引き続き発表されている。

雨は弱まったあとも土砂災害は発生し得る

 雨は弱まったあとも、これまでの大雨で土の中の水分は多くなっており、土壌中の水分はすぐには引いていかない。そのため、雨が弱まったからといっても油断は禁物。引き続き土砂災害には警戒が必要だ。崩れやすい所には近づかない方がいいだろう。
 また、異様なにおいや音がするなど、土砂災害には前触れがあると言われている。少しでもいつもと違うと感じたら、すぐに安全な所に避難する必要がある。

大雨のあとは熱中症にも注意

 きょう午後の東日本は次第に西から張り出す高気圧に覆われ、天気は回復する見込み。湿気が残る中で日ざしが届くため、かなり蒸し暑くなりそうだ。静岡県や神奈川県では25℃以上の夏日になる所が多く、静岡市の最高気温は29℃とことし1番の暑さが予想されている。風通しのよい服装を選び、こまめに水分補給をして熱中症にも注意が必要だ。

(気象予報士・鈴木悠)