日本一暑いまちの夏のシンボル!大温度計、埼玉・熊谷の百貨店に設置 「熱中症に気をつけて」注意喚起も

八木橋百貨店に設置された大温度計=13日午前11時10分ごろ、熊谷市仲町

 日本一暑いまちの夏のシンボルとして知られる夏季限定の大温度計が13日、埼玉県熊谷市仲町の八木橋百貨店に設置された。

 大温度計は2007年から設置。高さ4メートル、幅65センチのアルミ製で、3年連続で「マスクによる熱中症に気をつけましょう」という注意喚起も記載した。熊谷地方気象台の発表を基に、午前11時と午後2時に気温を店員が手動で表示する。この日は雨が降っていたこともあり、午前11時発表の気温は設置日過去最低の18.5度だった。

 同店営業推進販促・企画シニアアドバイザーの宮地豊さん(60)は「マスクで息苦しさに気付きにくいので、熱中症に注意して」と話した。

 熊谷は18年7月に国内最高気温を5年ぶりに更新する41.1度を観測している。

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