濵田「世界で戦う事が目標」大学初V 女子単では中央勢が躍進<卓球・関東学生新人選手権大会>

<卓球・令和4年度関東学生新人選手権大会 日程:4月29日~30日、5月13日 場所:座間市立市民体育館、所沢市民体育館>

13日、関東学生春季リーグ戦が開催されている中で、関東学生新人選手権大会の試合が行われた。4月29日、30日に行われた試合で残された男子シングルスの準決勝と決勝、そして女子シングルスの決勝が終了し、関東学生新人選手権大会は閉幕した。

男子シングルス総括

写真:中田泰成(中央大学)/撮影:ラリーズ編集部

男子シングルス決勝には、全日本選手権ジュニア男子王者の濵田一輝(早稲田大)と、中田泰成(中央大)が登場した。第1ゲームを中田が取るも、第2ゲームから濵田が試合の主導権を握り、3ゲームを連取。濵田が初優勝で大学初タイトルを飾った。

早稲田勢の優勝は2012年の大島祐哉(木下グループ)以来となる。男子シングルスベスト4には2人のほか、インターハイでも活躍した鈴木笙(筑波大)と新名亮太(日本大)が入っている。

写真:鈴木笙(筑波大)/撮影:ラリーズ編集部

濵田一輝(早稲田大)優勝コメント

大学初タイトルについて

新人戦に出るということで、優勝を大会前から目標にしていて、ダブルスとシングルスで2冠することが目標だったんですけどダブルスは準決勝で負けてしまったので、シングルスで取り返そうと思って臨みました。

関東学生春季リーグ戦最中の試合となったが

日程が厳しいのは僕だけではなくて相手も一緒なので、その中で気持ちの部分では負けないように意識して、何とかやり切りました。

リーグ戦にも出場していて大学卓球について感じること

(リーグ戦では)自分の一勝がチームの勝ちにつながっていて、責任もありますし、やりがいがあって、シングルスではちょっと負けてしまっているので、まだ試合も残っているので取り返していきたいと思います。

どんな大学卓球生活にしたいか

日本代表として世界で戦う事が目標なので、日本代表になって世界に食い込んでいけるように日々練習していきます。

女子シングルス総括

写真:香取位圭(中央大学)/撮影:ラリーズ編集部

女子シングルス決勝は香取位圭(中央大)と吉岡桜子(中央大)による、正智深谷高出身の同期対決となった。序盤から吉岡のカットに対し香取が冷静に対応、着実に点を積み重ねて2ゲームを連取する。吉岡も粘るが最後は香取が11-7で取り切り、同期対決は香取に軍配が上がった。

中央大勢の女子シングルス優勝は2017年の山本笙子(昭和電工マテリアルズ)以来である。女子シングルスベスト4には、名門・就実高を卒業の枝廣愛(中央大)と、愛み大瑞穂高出身の深谷和花(早稲田大)が入った。

香取位圭(中央大)優勝コメント

初優勝の感想

優勝することを目標にやっていたんですけど、自分が優勝できると正直思っていなかったので、びっくりしているし嬉しいです。

優勝につながったポイント

大学に入って楽しくプレーすることを意識してやっていて、ここに来たからにはやるぞという気持ちで新人戦はプレーしていたので、結果的に優勝がついてきたかなという感じです。

大学の先輩や同期のプレーを見て感じること

みんな強くて、ミスが少なくて、まだまだ自分のレベルでは届かないところだと感じてしまっているので、たくさん練習して練習量で強さをカバーできたらいいなと思っています。

大学卓球での目標

春季リーグ戦と秋季リーグ戦とインカレで優勝したいです。

男子シングルス成績

優勝 濵田一輝(早稲田大)

写真:濵田一輝(早稲田大)/撮影:ラリーズ編集部

準優勝 中田泰成(中央大)

写真:中田泰成(中央大学)/撮影:ラリーズ編集部

第3位 鈴木笙(筑波大)

写真:鈴木笙(筑波大学)/撮影:ラリーズ編集部

第3位 新名亮太(日本大)

写真:新名亮太(日本大)/撮影:ラリーズ編集部

女子シングルス成績

優勝 香取位圭(中央大)

写真:香取位圭(中央大)/撮影:ラリーズ編集部

準優勝 吉岡桜子(中央大)

写真:吉岡桜子(中央大)/撮影:ラリーズ編集部

第3位 枝廣愛(中央大)

写真:枝廣愛(中央大)/撮影:ラリーズ編集部

第3位 深谷和花(早稲田大)

写真:深谷和花(早稲田大)/撮影:ラリーズ編集部

男子ダブルス成績

優勝 小松隼大/米倉勝(中央大)

写真:小松隼大/米倉勝(中央大学)/撮影:ラリーズ編集部

準優勝 門脇康太/星優真(専修大)

写真:門脇康太/星優真(専修大学)/撮影:ラリーズ編集部

第3位 荒井和也/濵田一輝(早稲田大)

写真:荒井和也/濵田一輝(早稲田大学)/撮影:ラリーズ編集部

第3位 島村大観/原田春輝(専修大)

写真:島村大観/原田春輝(専修大学)/撮影:ラリーズ編集部

女子ダブルス成績

優勝 川畑明日香/吉岡桜子(中央大)

写真:川畑明日香/吉岡桜子(中央大学)/撮影:ラリーズ編集部

準優勝 髙橋紬夢/山下菜々美(日本体育大)

写真:髙橋紬夢/山下菜々美(日本体育大学)/撮影:ラリーズ編集部

第3位 林美郁/横田心(日本体育大)

写真:林美郁/横田心(日本体育大)/撮影:ラリーズ編集部

第3位 枝廣愛/香取位圭(中央大)

写真:枝廣愛/香取位圭(中央大学)/撮影:ラリーズ編集部

文:ラリーズ編集部

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