パラ、ウクライナ2選手が出場 ロシア侵攻後、日本で競技は初

パラトライアスロンの世界シリーズ横浜大会で、スイムを終えバイクに乗るウクライナのアナトリー・ワルフォロミエイエフ(左)=14日、横浜市山下公園周辺特設コース

 パラトライアスロンの世界シリーズ横浜大会が14日、横浜市山下公園周辺特設コースで行われ、ウクライナの選手2人が出場した。国際統括団体、世界トライアスロンの大塚真一郎副会長によると他の競技を含め、ロシアによる侵攻後に日本で行われた主要な国際大会にウクライナ選手が参加するのは初めて。

 女子運動機能障害PTS5のアリサ・コルパクチら、昨年の東京パラリンピックにも出た3選手が来日し、1人は同行したガイドが新型コロナウイルスの陽性判定を受け出場しなかった。強雨が打ち付ける悪天候の中、国旗と同じ黄色と青色のウエアでレースに臨んだ。

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