20秒間隔で北が弾道ミサイル3発発射

 防衛省は12日午後6時28分頃に北朝鮮西岸付近から弾道ミサイル3発が発射されたと同日発表、ミサイルは最高高度約100km程度、距離は通常の弾道軌道であれば約350km程度飛翔して、我が国の排他的経済水域(EEZ)外に落下と推定されるとした。

 政府は「これまでの弾道ミサイル等の度重なる発射も含め、一連の北朝鮮の行動は我が国、地域及び国際社会の平和と安全を脅かすもの」と非難。

 また「ロシアによるウクライナへの侵略が発生している中で、立て続けにミサイルを発射していることは許されない。このような弾道ミサイル発射は関連する安保理決議に違反する」として「強く非難する」とした。

 韓国軍合同参謀本部はこのミサイルは最高速度マッハ5だったとし、聯合ニュースは、このミサイルに関して「軍と情報当局は北朝鮮が『超大型放射砲』と呼ぶ、短距離弾道ミサイル『KN25』と推定しているようだ」と報じた。また3発は約20秒間隔で発射したとしている。(編集担当:森高龍二)

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