【参院選2022】注目選挙区・福岡選挙区!改選3議席を争う大乱戦の情勢は?選挙ドットコムちゃんねるまとめ

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2022年5月13日に公開された動画のテーマは……参院選2022注目選挙区・福岡選挙区

現時点で予想される顔ぶれと福岡選挙区の情勢を解説します!

【このトピックのポイント】

福岡選挙区は定数3に14名が立候補予定

・現職3名と維新が四つ巴の争い。当選圏内入りはいまだおらず

・社民党は福岡選挙区で候補者を擁立。国政政党を維持できるかの正念場へ

参院選2022 福岡選挙区 予想される顔ぶれ

福岡選挙区では、定数3に対して14名の方が名乗りを上げています(動画収録時は13名)。

・大家敏志氏(現職・自由民主党)
・古賀之士氏(現職・立憲民主党)
・秋野公造氏(現職・公明党)
・真島省三氏(日本共産党)
・大田京子氏(国民民主党)
・龍野真由美氏(日本維新の会)
・奥田芙美代氏(れいわ新選組)
・福本貴紀氏(社民党)
・江夏正敏氏(幸福実現党)
・下稲大助氏(日本第一党)
・熊丸英治氏(NHK党)
・真島かおり氏(NHK党)
・和田昌子氏(NHK党)
・野中しんすけ(参政党)(※動画収録後の5/11日公認発表)

現職は3名ですが、そのうち公明党の秋野氏はもともと比例区選出の参院議員。

改選を迎える高瀬氏が体調不良を理由に不出馬を申し出たことから、選挙区での立候補となるようです。

JX通信社の情勢調査によると、自民、公明、立憲、維新が入り乱れて争う形となっており、リードしている候補者はいないとのこと。

この調査が行われた4月25日時点で日本維新の会の候補は明らかになっていませんでした。

5月7日に、イベント関連会社を経営する龍野氏の公認が決定し、情勢にどのような変化をもたらすのか気になるところです。

もうひとつ、福岡選挙区の注目ポイントは自公の選挙協力。

小選挙区と比例代表で棲み分けと共存がうまくいっている衆院選と違い、参院選では自民・公明は同じ与党といいつつ、実際は同じ選挙区で戦う敵同士となってしまいます。

現場の自民党候補者からすれば、選挙協による恩恵も感じているものの、同じ党の衆院議員やスタッフが別の党の手伝いに行くことや、票を分けることになる状況については心中穏やかでない、というのは自公協力を行っている選挙区ではよくある話なのだとか。

特に、2016年の参院選では自民党が2位当選だったということもあり「票を分け合っている場合ではない!」という気持ちはあるのではないでしょうか。

福岡県の有権者はそのような事情も踏まえつつ、選挙戦に注目してみるのも面白いかもしれません。

さらに、福岡選挙区では社民党が候補を立てているのも注目ポイントです。

社民党は今回の参院選で一定の票を獲得できなければ、党の存続も危うい状況。

大分県では衆議院で議席を獲得したこともあり、お隣で改選数も多い福岡県で票を集め、国政政党として踏みとどまりたいところではないでしょうか。

前回・前々回の参院選結果

最後に、前回・前々回の参院選の結果を振り返っておきましょう。

前回(2019年)

2019年は自民、公明、立憲の候補者が当選していますが、今回ここに維新が入ってくることでどのように構図が変化するのかが気になるところです。

前々回(2016年)

こちらは今回改選を迎える2016年の結果です。

1位は民進党の古賀氏でしたが、今回は民進党が立憲と国民に分かれているため、票が割れることが予想されます。

さらに、維新はこのときよりも票を獲得することが予想されるので、現職の誰かが落選する可能性も考えられます。

参院選は福岡選挙区の情勢から目が離せません!

動画本編はこちら!

自公協力の裏側を豊田氏が暴露!?福岡の「新・三国志」も解説!

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