きょう14日は温度計の日 東京都心25.6℃の夏日に あさってにかけては気温急降下

 きょう14日(土)は「温度計の日」とされている。きょうの東京都心は夏日となり汗ばむ陽気になっているが、あさって16日(月)にかけての最高気温は右肩下がりで、週明けの空気はヒンヤリと感じられそうだ。

きょうは温度計の日

 関東地方に雨を降らせた低気圧や前線は日本の東の海上へと抜け、変わって大陸からは高気圧から張り出してきているため、午後は次第に晴れ間が戻ってきている。
 そんなきょう14日は、水銀温度計を発明したドイツの物理学者ファーレンハイトの誕生日を記念して「温度計の日」とされている。温度計の日でもあるきょう午後3時20分現在、最高気温は熊谷(埼玉県)で29.0℃、館林(群馬県)で28.4℃など30℃近くまで上がり、東京都心は25.6℃と日ざしのもとでは汗ばむ陽気になっている。

あすからあさっては気温急降下

 ただ、関東地方には次第にこの時季としては冷たい空気が流れ込む見通し。あす15日(日)以降は寒気の影響で雲が広がりやすく、雨の降る所もあり、昼間も気温が上がりにくくなりそうだ。
 東京の予想最高気温は、あさって16日(月)にかけて右肩下がりで、あさっては19℃と20℃に届かず平年より4℃ほど低い見通し。北からの風も加わり、週明けの空気はヒンヤリと感じられそう。
 その後、19日(木)は26℃と再び夏日が見込まれ、この先気温は上がったり下がったりに。気温の変化が大きくなるため、より体調管理に注意が必要になりそうだ。

(気象予報士・鈴木悠)

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