元なでしこ”澤さん宮間さんが新国立に登場 旧国立での伝説の一戦を振り返る

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 試合前に取材対応した澤穂希さん(右)と宮間あやさん

 「Yogibo WEリーグ、INAC神戸-三菱重工浦和」(14日、国立競技場)

 WEリーグでは初となる東京・国立競技場での試合が開催され、元女子日本代表「なでしこジャパン」の澤穂希さん(43)と宮間あやさん(37)が「キックインセレモニー」を行った。大きな拍手に迎えられた澤さんと宮間さんはパス交換をしながら登場し、最後は澤さんのパスを宮間さんが浮き球で主審に届けた。

 試合前に取材対応した澤さんは「この場にいられて光栄でうれしく思う」と語り、“聖地”国立での一戦に「サッカー人生の貴重な思い出となる。全力を尽くして戦ってほしい」と選手にエールを送った。宮間さんも「(選手にとって)忘れられない一戦になると思う。同じ空間にいられてうれしく思う」と喜びを語った。

 国立競技場の思い出を問われた澤さんは2004年4月24日のアテネ五輪最終予選の北朝鮮戦を挙げた。3万人を超える大観衆を集めた一戦で、澤さんは右膝の半月板を負傷しながらフル出場。当時アジア最強とうたわれた北朝鮮を3-0で下し、五輪出場を決めた伝説の試合だった。澤さんは「(試合の)記憶がなかった」と振り返り、「女子サッカーの歴史を変えた1試合として印象に残っている」と語った。