
跳ねるような躍動感ある動きが特徴の「すずめ踊り」で知られる初夏の風物詩「仙台・青葉まつり」が14日、規模を縮小して3年ぶりに開かれ、色とりどりの法被に身を包んだ踊り手が「ソレ、ソレ」のかけ声とともに舞いを披露した。15日まで。新型コロナウイルス感染拡大を理由に、2020、21両年は中止されていた。
例年は約4500人の踊り手らが集まるが、感染対策として人数を制限。ケヤキ並木が美しい仙台市中心部の「定禅寺通」では14日午後、約1400人が参加し、沿道から拍手を浴びていた。19年は2日間で約97万人が訪れたが、会場数を縮小した今年は約14万人を見込んでいる。