トライアスロン横浜大会 ウクライナのパラ選手出場 侵攻後、国内の国際大会で初

トライアスロン競技終了後、ウクライナ選手団やウクライナからの避難民を激励した横浜市の山中竹春市長(左端)=横浜市中区の山下公園

 トライアスロンの世界シリーズ横浜大会が14日、横浜市中区の山下公園周辺特設コースで行われ、世界33の国と地域から135名が参加した。パラトライアスロンにはウクライナの2選手が出場。大会関係者によると、ロシアによる侵攻後に日本で行われた主な国際大会にウクライナ選手が参加するのは初めてという。

 ウクライナ選手団は5人で、合宿を行っていたトルコから来日した。選手は国旗を模した黄色と青色のウエアを着てレースに臨み、女子運動機能障害のアリサ・コルパクチ選手が銀メダルを獲得し、男子視覚障害ではアナトリー・バルフォロミエフ選手が4位だった。

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