横浜・青葉区で体長1メートルのワニガメ発見 警察署員ら6人で捕獲、パトカーで運ぶ

横浜市青葉区で捕獲されたワニガメ(青葉署提供)

 14日午後2時5分ごろ、横浜市青葉区寺家町の「寺家ふるさと村」にある池付近の用水路で、ヘビを探しに来ていた男子中学生のグループから「ワニガメを目撃した」という110番通報があった。 

 青葉署員3人が駆けつけると、用水路の橋の下でじっとしている大きなカメを発見。同3時半ごろに施設関係者も含めて6人ほどで捕獲し、用意したおけに入れてパトカーで署まで運んだ。カメは終始、暴れるそぶりは見せなかったという。

 署によると、体長約1メートル、重さ18.4キロ。獣医に写真を見せてワニガメと判明した。署は今後、保健所に引き取ってもらう予定という。

 ワニガメは北米原産の外来種。人に危害を加える恐れがある「特定動物」で、動物愛護管理法改正により、2020年6月以降はペットとして新たに飼育することができなくなった。

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