<レスリング>9月の「FISUワールドカップ・コンバットスポーツ」はトルコで開催

 

 国際大学スポーツ連盟(FISU)は、今年9月にロシア・エカテリンブルグで予定されていた「2022年FISUワールドカップ・コンバットスポーツ」(旧世界大学選手権)を、9月21日(水)~30日(金)にトルコ・サムスンで行うことを発表した。レスリングは同26日(月)~30日(金)に予定されている。

「ワールドカップ・コンバットスポーツ」開催で合意したFISUとトルコの関係者=FISUホームページより

 FISUは、世界大学選手権への各国の参加を促して大会を盛り上げるため、2022年から格闘技を集めた総合大会として「FISUワールドカップ・コンバットスポーツ」を実施することを決め、レスリング、ボクシング、空手、ムエタイ、サンボ、中国武術が同時に行われることになった。

 2022・24・26年大会はいずれもロシア・エカテリンブルグで予定されており、今年は10月6日から10日にレスリング競技が予定されていた。しかし、ロシアのウクライナ侵攻に関し、国際オリンピック委員会(IOC)がロシアとベラルーシを国際舞台から締め出したことにならい、3月初めに両国での大会開催を認めないことを決めた。レスリングのロシア開催も中止とした。

 トルコは2005年にユニバーシアードを開催し、そのときはレスリング実施している。1998年と2016年にはレスリングの世界大学選手権が行われた。

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