衣替えシーズンで、福井県内のクリーニング店は冬物衣類の取り扱いがピークを迎えている。坂井市春江町随応寺の黒川クリーニング社本社工場では5月13日、坂井市や福井、あわら市の約80店舗から集まったコートやジャケット、ニットなど約3千点が所狭しと並び、従業員が蒸気で形を整えるプレス作業などに追われた。
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黒川クリーニング社によると今年は、最高気温が20度を超えるようになった3月中旬から厚手のダウンジャケットなどが持ち込まれ、例年より1カ月ほど早いという。冬物の繁忙期は5月末まで続き、多い日で通常の2倍の約5千点を仕上げる。