全九州学生剣道 男子個人・川添が準優勝 長崎大54年ぶりの快挙

準優勝した川添(長崎大)

 剣道の第65回全九州学生選手権は7日、福岡県の粕屋町総合体育館で行われ、長崎大3年の川添舜一郎が準優勝した。長崎大勢が個人で2位入賞するのは1968年以来54年ぶり。近年、鹿屋体大勢が上位を独占する中に割って入った。
 256人がエントリーし、トーナメントで競った。川添は順調に勝ち上がると、準決勝で昨年3位の木村恵都(鹿屋体大)に面2本を決めて決勝へ進出。井出和希(同)との決勝は延長までもつれたが、1分過ぎに面を入れられて惜敗した。
 同時開催の全九州女子学生選手権は妹尾舞香(鹿屋体大)が優勝。男女とも上位者は全日本学生、女子学生選手権(7月2、3日・東京)に出場する。


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