親族刺傷のオランダ代表、麻薬密輸とDVにも関与か

オランダ代表としてEURO2020にも出場したクインシー・プロメス。彼は2020年に親族への刺傷事件に関与した疑いで逮捕、起訴されている。

事件後に警察が盗聴していることを知らず、家族との電話のなかで刺したことを告白していたとされている。

なぜか警察の諜報機関が事前に動いており、プロメスが別件の組織犯罪で捜査対象になっている可能性が指摘されていた。

『NOS』によると、彼には麻薬密輸と家庭内暴力の嫌疑もかけられているという。

捜査関係者はプロメスがオーストラリアへの合成麻薬の密売に関与していることを把握しており、そのため電話を盗聴していたとのこと。

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また、プロメスは司法の手から逃れるためにあらゆる手段をとっていたようだ。

事件後に彼の友人2人が被害者のもとを訪れて、プロメスへの被害届を取り下げるなら2万ユーロ(270万円)を払うと提案してきたそう。その友人のひとりはベルギーでのコカイン事件で禁固4年を言い渡されている。

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