「140年の恥」「反吐が出る」 降格危機の名門ボルドー、トイレットペーパーまみれになる

欧州各リーグの残留争いは佳境を迎えている。

リーグアンで降格の危機に瀕しているボルドーはホーム最終戦でロリアンと対戦。

ゴール裏のサポーターたちが試合中にピンクのトイレットペーパーを投げ込み、試合が一時中断される騒ぎになった。

1881年創設の名門ボルドーだが、今季は大苦戦。37試合で89失点を喫しており、最下位に沈んでいる。

この試合で降格が決まる可能性があったために、サポーターたちは抗議のためにトイレットペーパーを投げ込んでいた。

『Le Parisien』によれば、「選手たちよ、ひどい衛生状態だ。リスペクトがない。反吐が出る」、「お前らは140年間の恥」というバナーが掲げられたほか、「お前らはクソ」というチャントも歌われていたそう。汚物扱いということだろうか…。

ファンとの衝突を回避するためにボルドーのチームバスはスタジアムへのルートを変更していたという。それを聞きつけたウルトラス約200人が駐車場に殺到したため、警察当局が催涙ガスで鎮圧する事態にもなったとのこと。

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そんな試合はスコアレスドローで終了。最下位ボルドーは降格こそ決まらなかったが、18位メス、19位サンテティエンヌとの勝点差は3ポイント。残留するためには最終節に大勝したうえで、相手が大敗する必要がある。

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