キッチンで過ごす日の読書に!料理や台所にまつわる本、オススメ2冊

朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。

今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、キッチンで過ごす日の読書リスト

キッチンで幸せな時間を過ごしたくなる本をセレクトしました。日々のごはんづくりや台所しごとがちょっと楽しくなりそうな2冊をぜひどうぞ。

雅姫さんのキッチン。

モデル・デザイナーとして活躍する雅姫さんが、より楽しく居心地のいいキッチンづくりを紹介。2年間にわたる改装のようすを紹介した一冊です。

著者の雅姫さんにとって、キッチンは「家の中のどこよりも長い時間を過ごす場所」。自分の部屋のように感じているからこそ、もっと使いやすくもっと居心地よくしたいと、長年夢見てきたキッチンの改装に踏み切ります。まずは、日頃感じているキッチンの不便さや問題点を洗い出すところから。プロと相談しながら試行錯誤を重ね、少しずつ改装計画を実現していきます。

季節の花や果物を飾るコーナーは、明るく暖かい雰囲気にあふれています。キッチンで過ごす時間を楽しくするヒントが見つかる一冊をどうぞ。

わたしの理想のキッチン
著者:雅姫
出版社:集英社

普通のご飯の食卓日記。

自分のため、友人のため、家族のために作ってきた日々の食卓の記録。著者の寿木けいさんが「レシピとよぶほどのものでもない」という食事の数々に、旬の食材を工夫しておいしく食べる料理の楽しみがつまっている。四季の移り変わりを感じさせる献立は、小さな物語の連なりのように思えます。

「母と昼餉。産後久々に台所に立った」「仕事で嫌なことがあった夫を元気付けたくて作った」「風邪気味で保育園をお休みした長女と鍋焼きうどん」「茄子のこんなに美味しい食べ方あるんだねと夫」レシピに添えられたこんな一言に、かけがえのない時間が刻まれているようで胸がじんとする。

「旬のものをちょっとした工夫で美味しく食べたいと思っている一人の女性」という著者の生き方と想いがあふれる一冊。レシピとして活用するのはもちろん、料理エッセイとしても楽しめます。

わたしのごちそう365-レシピとよぶほどのものでもない-
著者:寿木けい
出版社:河出書房新社

詳しくはこちらの記事をどうぞ。
『わたしの理想のキッチン』
『わたしのごちそう365-レシピとよぶほどのものでもない-』

ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ

「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。

*朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』連載一覧はこちらです。
https://asajikan.jp/topics/cafebonbon/

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