【きょう15日(日) 】北海道や関東を中心 晴れ間があっても天気急変のおそれ

 きょう15日(日)の日本付近には、この時季としては冷たい空気が流れ込んでいる影響で九州から東北にかけて雲が広がっている。午後は次第に高気圧に覆われて晴れる時間が長くなる所が多く、最高気温は22℃前後で過ごしやすい所が多い見込み。ただ、関東や北海道では晴れても空模様の変化に注意が必要だ。

北海道は落雷のおそれも

 特に一段と冷たい空気が流れ込みやすい北海道では、夜にかけては雨に加えて雷を伴うおそれがあるため、落雷にも注意が必要。雷の音が聞こえたら、すぐに頑丈な建物の中に移動した方がいいだろう。また、車の中に入るのも安全だとされている。

 北海道以外でも、冷たい空気に加えて湿った空気が流れ込みやすい関東で夕方以降はにわか雨の可能性がある。また、午前中から雨の所もあった九州でも南部を中心に、午後も引き続き雨雲がかかりやすくなりそうだ。そのほか中国地方や東北の山沿いでも雨の可能性がある。午後の外出には、折りたたみ傘など雨具を持っておいた方がよさそうだ。

あす東京は冷たい雨や風に注意

 この時季としては冷たい空気の影響は週半ばにかけて続く見通し。あさって17日(火)にかけて、前線や低気圧も北上しやすいため、太平洋側を中心に天気は変わりやすくなりそうだ。この先も、太平洋側の地域ではカバンに折りたたみ傘があると安心。

 特にあすの関東は1日を通して雨が降りやすい見通し。さらに、東京の最高気温は18℃と20℃にも届かない予想。北からの風も吹き、冷たい雨や風になりそうだ。
 あすの東京は折りたたみ傘に加えて、上着も持っておいた方がいいだろう。

(気象予報士・鈴木悠)

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