シュツットガルト遠藤航が残留に導く劇的弾!原口&遠藤のウニオンはクラブ史上初のEL出場権獲得

 ブンデスリーガ第34節が14日に実施され、遠藤航と伊藤洋輝のシュツットガルトがケルンと対決。原口元気と遠藤渓太のウニオン・ベルリンは、浅野拓磨が所属するボーフムとの日本人対決に臨んだ。

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シュツットガルト vs ケルン
 勝利が絶対条件のシュツットガルトは、12分にCKからサーシャ・カライジッチがヘディング弾を決めるものの、59分にケルンに同点に追い付かれしまう。このままでは降格となる中、後半アディショナルタイムに左CKから送られたクロスを伊藤がフリック。遠藤がファーで頭で合わせ、劇的展開でシュツットガルトが2-1で勝利。同時キックオフのヘルタ・ベルリンが敗れたため、15位に浮上し残留が決定した。

ウニオン・ベルリン vs ボーフム
 ウニオンは原口が、ボーフムは浅野がスタメンに名を連ねた同カード。開始5分に原口のクロスからグリシャ・プレメルが頭で合わせ先制に成功したウニオンは、25分にタイウォ・アウォニイがPK弾でリードを広げる。反撃に出るボーフムは55分に1点を返すと、79分に浅野がゴール前で粘りを見せ同点弾をアシスト。それでも88分に、アウォニイのドッペルパック(1試合2得点)でウニオンが勝ち越しに成功し、3-2で勝利を果たしクラブ史上初のUEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得した。

遠藤の劇的弾でシュツットガルトが奇跡の残留 Photo Matthias Hangst

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