小塩遥菜、五輪代表下してシングルスV 宇田/戸上ペアも2大会連続優勝<卓球・WTTフィーダーウェストチェスター>

<卓球・WTTフィーダーウェストチェスター 日程:5月11日~15日 場所:アメリカ・ウェストチェスター>

16日、WTTフィーダーウェストチェスターは大会最終日を迎え、男女シングルス決勝までと男女ダブルス決勝が行われた。

小塩遥菜が悲願のV

女子シングルス準決勝では、小塩遥菜(JOCエリートアカデミー/星槎)が森さくら(日本生命)との日本勢対決を制して決勝に進出し、決勝では東京五輪アメリカ代表のチャン・リリーをゲームカウント4-1で下して勝利。WTTフィーダーフリーモントでは決勝で敗れていた小塩にとって、悲願の優勝となった。

写真:荘智淵(チュアンチーユアン・チャイニーズタイペイ)/提供:WTT

男子シングルス準決勝では、戸上隼輔(明治大)と田中佑汰(愛知工業大)が出場するも、戸上は荘智淵(チュアンチーユアン・チャイニーズタイペイ)に、田中はベネディクト・デューダ(ドイツ)に敗れ、決勝進出を逃した。なお、男子シングルス決勝では荘智淵がゲームカウント4-3でデューダを下して、混合ダブルスとの2冠を達成した。

写真:宇田幸矢と戸上隼輔(明治大)/撮影:ラリーズ編集部

男子ダブルス決勝では、宇田幸矢/戸上隼輔(明治大)ペアと篠塚大登/田中佑汰(愛知工業大)ペアが激突。WTTフィーダーフリーモントでのリベンジを果たしたい篠塚/田中ペアだったが、世界ランキング1位の宇田/戸上ペアが圧巻のストレート勝ちで、WTTシリーズ2大会連続優勝に輝いた。

また、女子ダブルスでも森さくら/笹尾明日香(日本生命)ペアが決勝でワン・エイミー/Jiangshan GUO(アメリカ)ペアを下して、WTTシリーズ2大会連続優勝を果たした。

男子シングルス準決勝結果

戸上隼輔(明治大)2-4 荘智淵(チュアンチーユアン・チャイニーズタイペイ)〇
8-11/11-2/11-8/5-11/11-7/11-6

田中佑汰(愛知工業大)0-4 ベネディクト・デューダ(ドイツ)〇
9-11/7-11/8-11/7-11

男子シングルス決勝結果

〇荘智淵(チュアンチーユアン・チャイニーズタイペイ)4-3 ベネディクト・デューダ(ドイツ)
3-11/8-11/11-9/11-6/12-10/8-11/11-7

女子シングルス準決勝結果

〇小塩遥菜(JOCエリートアカデミー/星槎)4-2 森さくら(日本生命)
11-8/6-11/11-8/9-11/11-7/11-5

笹尾明日香(日本生命)1-4 チャン・リリー(アメリカ)〇
8-11/7-11/9-11/11-4/10-12

女子シングルス決勝結果

〇小塩遥菜(JOCエリートアカデミー/星槎)4-1 チャン・リリー(アメリカ)
14-16/11-3/11-0/11-3/11-4

男子ダブルス決勝結果

〇宇田幸矢/戸上隼輔(明治大)3-0 篠塚大登/田中佑汰(愛知工業大)
11-8/11-7/11-7

女子ダブルス決勝結果

〇森さくら/笹尾明日香(日本生命)3-1 ワン・エイミー/Jiangshan GUO(アメリカ)
8-11/11-9/11-4/11-6

最終結果

男子シングルス

1位:荘智淵(チュアンチーユアン・チャイニーズタイペイ)
2位:ベネディクト・デューダ(ドイツ)
3位:戸上隼輔(明治大)、田中佑汰(愛知工業大)

女子シングルス

1位:小塩遥菜(JOCエリートアカデミー/星槎)
2位:チャン・リリー(アメリカ)
3位:笹尾明日香(日本生命)、森さくら(日本生命)

男子ダブルス

1位:宇田幸矢/戸上隼輔(明治大)
2位:篠塚大登/田中佑汰(愛知工業大)
3位:及川瑞基(木下グループ)/横谷晟(愛知工業大)、Rares SIPOS/クリスチャン・プレテア(ルーマニア)

女子ダブルス

1位:森さくら/笹尾明日香(日本生命)
2位:ワン・エイミー/Jiangshan GUO(アメリカ)
3位:Vivien SCHOLZ(ルクセンブルク)/Jamila LAURENTI(イタリア)、Yishiuan LIN/Emily QUAN(アメリカ)

混合ダブルス

1位:荘智淵(チュアンチーユアン)/陳思羽(チェンズーユ・チャイニーズタイペイ)
2位:Jordy PICCOLIN/Jamila LAURENTI(イタリア)
3位:チャン・カイ/チャン・リリー(アメリカ)、Archana Girish KAMATH/Manav Vikash THAKKAR(インド)

文:ラリーズ編集部

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