肌寒い関東 東京は3月下旬並み 週のなかばから晴れ間多く気温上昇

16日(月)の関東の天気と予想最高気温

 きょう午後も、関東など太平洋側はすっきりしない空模様が続く見込み。この時季としては気温が低めで、東京は3月下旬並みの肌寒さとなりそうだ。先週末から湿気が多い中で気温変化が大きくなっているため、体調管理に引き続き注意が必要だ。関東は、あす17日(火)も雲が取れにくいが、18日(水)以降は次第に晴れる時間が長くなる見込み。

関東 あす(火)も曇る

16日(月)の予想天気分布

 太平洋側は今夜にかけても雲が多く、東北を中心に遅い時間まで雨の残る所がありそうだ。一方、西・東日本の日本海側は、きょう午後も晴れ間の出る所があり、過ごしやすい気温の所が多い見通し。

17日(火)の予想天気分布

 こうした天気の傾向はあす(火)も続くが、きょうより晴れる範囲は広くなる予想だ。雲の多い地域は比較的限定されるものの、関東付近は湿った空気の影響で、午後はにわか雨の所がある見込み。

週末 西から下り坂

週間予報(天気・最高気温)

 18日(水)は全国的に晴れて、沖縄・奄美方面も梅雨の晴れ間となりそうだ。関東あたりも予想以上に晴れて、ここ数日より気温が上がり、カラッとした洗濯日和となる見通し。19日(木)は北海道で天気が変わりやすいが、その他の各地は晴れて、日中は暑いくらいの陽気となりそうだ。関東や東北は、20日(金)も晴れる見通し。
 沖縄・奄美は20日(金)以降、停滞する梅雨前線の影響で雨の量が多くなる可能性がある。なお、21日(土)日中は西日本で雨の強まる所があり、東日本の天気も下り坂に向かう見込み。22日(日)は東日本の太平洋側で、曇りや雨の所が多くなりそうだ。

(気象予報士・高橋和也)

© 株式会社ウェザーマップ