長崎県新上五島町で夜焚(よだ)き漁のシーズンを迎えた。海中に投入された集魚灯が暗い海を照らし、沿岸から幻想的な光景を見ることができる。
町水産課によると、同漁は集魚灯の光に集まってきた小魚を狙うイサキなどを一本釣りする漁法。集魚灯の効果が高くなる月光が淡い日に出漁する。漁期は7月上旬ごろまでとされている。
12日、間伏郷滝河原沿岸で漁をしていた船は、魚を探して海上をゆっくりと動いていた。集魚灯の光が海の色を映し出し、暗闇の海に美しいエメラルドグリーンが浮かび上がっていた。
“夜焚き漁”幻想的な光 イサキなどを一本釣り 長崎・新上五島
- Published
- 2022/05/16 11:30 (JST)
- Updated
- 2022/05/16 14:08 (JST)
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