父の日にもオススメ!「牛肉文化の聖地 津山」で「肉」がキーワードの地酒・クラフトビール・スパイスが誕生! [岡山県津山市]

 古くから牛馬の流通拠点だったなど牛肉との歴史を背景に、「津山ホルモンうどん」「そずり鍋」「干し肉」などおいしい牛肉の食べ方が根付く岡山県津山地域。
 「肉」をキーワードに、地域商社つやまエリア 曲辰が行う、津山のさまざまな「旨い!」を応援する新商品開発プロジェクトから、3つの商品が誕生しました。

牛肉料理にあう日本酒「つやま宵 With Beef」

 「美作のうまし国」と歌にも詠まれるなど、旧国名「美作(みまさか)」は酒がうまい「うまさけ」が転じて名付けられたという説も。清流と寒暖差によるおいしい米、清流の伏流水などを利用し、現在も2軒の酒蔵「多胡本家酒造場」「難波酒造」が伝統を守り、酒造りを続けています。

 地元 美作大学栄養学科教授の桑守正範さん、津山でBAR RITZを経営する日本バーテンダー協会副会長の福原一成さんら、スペシャリストの力を借り、2酒蔵の数種類の日本酒と、肉にあうといわれている他地域の日本酒との味や香りを比較。日本原子力研究開発機構 人形峠環境技術センターが所有する高感度ガス分析装置(ブレスマス)を使った香りの質量分析を行うなどして選ばれたのは、2酒蔵1種類ずつの日本酒です。

 女性も飲んでみたくなるをコンセプトに、地元のデザイナーがネーミングやラベルをデザインし、生まれ変わりました。ポスターには、津山ゆかりのタレント 次長課長の河本準一さん、津山出身の女優で「2022 Miss SAKE 岡山大会」グランプリ 安藤恵さんを起用。地域のさまざまな力が協力して完成しました。

■つやま宵 With Beef
・呑み口なめらか 多胡本家酒造場 純米雄町
・香りはなやか 難波酒造 純米吟醸
720ml×2本化粧箱入 3,800円(税別)
※現在、2本入セットは品薄の状態となっています
※津山市内の取扱飲食店では飲み比べセットを楽しむことができます

牛肉料理にあうクラフトビール「鶴」

 日本酒だけでなく、ふるさと納税でも人気のクラフトビールの製造を手がける「多胡本家酒造場」。味の濃い牛肉料理にもマリアージュするようにと試行錯誤の末に完成したビールは、HazyIPA。フルーティーな香りと味わいで、苦みは少なめ、柔らかく滑らかな口当たりが特徴です。

■鶴
330ml入瓶 600円(税別)

肉にあう絶品ジンジャースパイス「牛魔王」

 関係者や美作大学の学生などによる味や香りの検査をもとに、試作を重ねて誕生したスパイスの主役は、津山特産のショウガ。津山と姉妹都市縁組を結んでいる沖縄県宮古島の塩を使っています。

 開発に協力した美作大学 食物学科教授 納庄康晴さんは「香り高くマイルドな辛味の津山産ショウガの特徴が生きたスパイス。ここまでショウガがたくさん入っているスパイスは、他にはあまりないのでは。宮古島の塩を加えたことで、まろやかな味になった」と話してくれました。牛肉料理だけでなく、豚肉や鶏肉にも合う絶品スパイスです。

■ジンジャースパイス「牛魔王」
100g入瓶 800円(税別)

 曲辰 代表取締役の芦田昭雄さんは「地域のさまざまな人の協力で完成した商品。この商品の完成を機に、地域農産物の高付加価値化や新商品の開発、発信、販路の拡大に弾みを付け、津山圏域の農産物の魅力を全国に届けたい」と話します。

 3つの商品はいずれも、インターネットなどで購入できます。ぜひお試しください。商品について、詳しくは曲辰ホームページをご覧ください。
https://kane-tatsu.jp/

▼問い合わせ先
地域商社つやまエリア 株式会社曲辰(かねたつ)
電話番号:0868-35-2711
Eメール:info@kane-tatsu.jp

牛肉料理にあう日本酒「つやま宵 With Beef」は、呑み口なめらか 多胡本家酒造場 純米雄町と香りはなやか 難波酒造 純米吟醸の2種類
味の濃い牛肉料理にマリアージュするように、試行錯誤の末完成したクラフトビール「鶴」
香り高くマイルドな辛味が特徴の津山産ショウガが効いたジンジャースパイス「牛魔王」
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