「24時間テレビ45」チャリTシャツが完成! 長場雄がデザイン

YouTubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」(https://www.youtube.com/c/jyanino/featured)のユニットとして活動する、二宮和也、中丸雄一、山田涼介、菊池風磨がメインパーソナリティーを務め、日本テレビ系で8月27~28日放送の「24時間テレビ45」(時間未定)のチャリTシャツのデザインが決定した。

デザインは、「ユニクロ」のTシャツブランド「UT」でのルーヴル美術館とのコラボTシャツをはじめ、多岐にわたるコラボレーションで今最も注目を集めるアーティストの1人、長場雄氏が担当。45回目となる今回は「会いたい!」がテーマということで、Tシャツには、会いたい思いを抱えながら日常を過ごす人物たちが、シンプルなラインで描かれている。

二宮からの「『24時間テレビ』を象徴する地球のマークを入れたい」というリクエストに応え、よく見ると、カフェで誰かを待つ人物のマグカップにさりげなく地球マークが入っている。これには、「Tシャツの中心に描かれた小さな地球」から、今回のテーマ「会いたい!」という思いが周囲に伝播していくといった長場氏のイメージが込められている。

また、二宮がもう一つ、長場氏に番組の象徴として伝えたのは「24」という数字。23人の人物が描かれたTシャツからは、着る人が袖を通すことで「24」が完成するという遊び心が感じられる。今回のチャリTシャツは、黄色・白・ピンク・ミントに加え、2022年のトレンドカラーにちなんだ深い紫が新色として登場。この新色は、菊池が「ラブリーなベリー色」ということで「ラベリー」と命名した。

それぞれに「24 HOUR TELEVISION」の文字が「ジャにのちゃんねる」4人のメンバーカラー(二宮:黄色、中丸&菊池:紫、山田:赤)の色違いで刻まれているTシャツ。完成したチャリTシャツを初めて見たメンバーは「かわいい!」(菊池)、「おしゃれ!」(山田)、「カッコイイ! 普段使いにはもってこいのデザインですね」(中丸)と大絶賛。

なお、チャリTシャツは6月28日から、「24時間テレビ」チャリティーグッズ通販サイト、日テレ屋(汐留・東京駅)、全国のイオングループの店舗、テレビ局公式ショップ「ツリービレッジ」でそれぞれ取り扱い開始となる。

デザインを手掛けた長場氏は「コロナウイルスが蔓延(まんえん)する前、実は人に会うのがためらわれるというか、1人で作品制作をしていたいという思いが強くありました。なので、このような状況になった当初は、会えないことが自分のリズムと合っていて居心地がよく、会えないことの寂しさというのもあまり感じませんでした。だけれど、なかなか状況が変わらないことでだんだんとつらくなっていく自分がいて、そんなことを特に強く思ったのは今年で100歳になる祖母に会えない日々が続いた時でした。会いたいと思っても老人ホームに住んでいるため面会は難しく、オンラインの会話がやっと。だけれど、たとえオンラインでも長い間顔を見ることができなかった祖母の話している姿を見ることで、とても気持ちが安らいだことを覚えています。祖母だけではなく、ほかの人にも会う機会が増えてきた時、久々に会えてうれしい気持ちと、会うことで自分のその時の気持ちだったり、立ち位置を確認しているんだということにも気づきました。今回のアートワークは、僕のそんな経験と二宮さんとの話し合いをもとに、みんなも誰かに会いたいと思いながら日々を過ごしているのではないかと考えながら描きました。そんなことを描かれた人物のしぐさや表情から感じ取ってもらえたらうれしいです」と作品に込めた思いを語っている。

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