福井に強豪「ラツィオ」を招き国際親善試合 フットサル福井丸岡RUCK、6月18日と19日

福井丸岡RUCKとイタリアチームが戦った前回の国際親善試合の様子=2019年5月、福井県のあわら市トリムパークかなづ(福井丸岡RUCK提供)

 日本女子フットサルリーグで活躍する「福井丸岡RUCK」(福井県坂井市)が6月18、19日、イタリア・女子セリエA所属の強豪「SSラツィオ・カルシオA5」を招いた国際親善試合を福井県営体育館(福井市)で開く。福井県に特化したクラウドファンディング(CF)サービス「ミラカナ」で、運営費への支援を募っている。

 福井丸岡RUCKはリーグでの活動に加え、フットサルの魅力発信に力を入れ、さまざまな催しも行っている。招待するラツィオはイタリア、スペイン、ブラジル代表クラスが所属するプロチームで、福井に招くのは2019年に続き2回目となる。田中悦博監督は「ラツィオのパワーと技術、RUCKのスピード、パスワークに注目してほしい」と話している。

 親善試合は「日本AMCインターナショナルカップ」として行い、6月18日は午後4時、19日は午後1時キックオフ。試合中はプレーの解説を会場で行い、フットサルを見たことがない人も楽しめるように工夫する。歌やダンスのステージといった催しも計画。試合前日の17日には、坂井市のスポーツ少年団を対象にラツィオ指導者によるフットサル教室なども予定している。

 支援は6月10日まで。目標金額は50万円。返礼品には観戦チケットや記念Tシャツなどがある。試合に関する問い合わせは福井丸岡RUCKホームページの専用フォームで。

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 【ミラカナ】福井県に特化したクラウドファンディング(CF)サービス。県内でさまざまなプロジェクトを始める人の資金調達を応援するプラットフォームとして2018年に福井新聞社、福井銀行、レディーフォーが連携して始まった。21年から福邦銀行が事業に参画し同年、累計支援額が1億円を突破した。

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