【交通事故死者2022】4月の高齢者は111人(前年比＋13)　単月で今年初の対前年増　累計434人(－32/構成率57.6％)

警察庁が5月16日(月)に発表した、2022年4月末現在(120日目)の交通事故統計月報によると、65歳以上の高齢者全国交通事故死者は累計434人(前年同月比－32)、総数(753人)の57.6％を占めています。4月単月では111人(＋13)と、今年はじめて単月で前年を上回りました。
都道府県別では21道府県で減少、18都府県で増加しています。山口県では交通事故死者9人全員が高齢者となっているほか、島根県では前年総数を既に上回っています。

なお、75歳以上の高齢運転者による死亡事故件数は102件(前年同月比＋3/構成率15.6％)となっています。

■2022年高齢者交通事故死者数(4月末現在：計上日基準確定値)
【月別】〈都道府県別最多〉
・ 1月：108人(－24)〈7人 愛知県〉
・ 2月：104人(－14)〈9人 埼玉県〉
・ 3月：111人(－ 7)〈7人 兵庫県〉
・ 4月：111人(＋13)〈8人 千葉県〉

・1日あたり3.62人／6.64時間に1人の割合
・年間死者数：2021年1520人 20年1596人 19年1782人
・ 4月死者数：　　　　98人　　　118人　　　137人

【世代別】
・65歳以下　319人(＋28)［構成率42.4％］
・65歳以上　434人(－32)［57.6％］

・60代後半　 59人(－ 9)［7.8％］
・70代前半　 84人(－10)［11.2％］
・70代後半　 89人(＋ 1)［11.8％］
・80代前半　 84人(－21)［11.2％］
・85歳以上　118人(＋ 7)［15.7％］

【都道府県別】
全国　　434人(－32)［構成率57.6％］

北海道　 15人(－11)［55.6％］
青森県　　6人(＋ 3)［50％］
秋田県　　3人(－ 6)［50％］
岩手県　　4人(± 0)［57.1％］
宮城県　　7人(－ 3)［63.6％］
山形県　　3人(－ 2)［75％］
福島県　　9人(± 0)［81.8％］
茨城県　 11人(± 0)［50％］
栃木県　 13人(＋ 2)［72.2％］
群馬県　 11人(－ 3)［73.3％］
埼玉県　 24人(± 0)［64.9％］
千葉県　 17人(－ 9)［43.6％］
東京都　 20人(＋ 1)［52.6％］
神奈川県 14人(－ 6)［43.8％］
山梨県　　8人(± 0)［72.7％］
長野県　　7人(＋ 3)［50％］
新潟県　　7人(＋ 3)［63.6％］
富山県　　8人(＋ 5)［66.7％］
石川県　　4人(－ 1)［66.7％］
福井県　　6人(＋ 1)［66.7％］
静岡県　 14人(± 0)［73.7％］
愛知県　 21人(＋ 2)［48.8％］
三重県　 10人(－ 1)［66.7％］
岐阜県　 16人(＋ 5)［88.9％］
滋賀県　　7人(＋ 1)［58.3％］
奈良県　　5人(＋ 3)［45.5％］
和歌山県　2人(－ 7)［28.6％］
大阪府　 16人(－ 1)［35.6％］
京都府　 11人(＋ 2)［73.3％］
兵庫県　 20人(－ 2)［58.8％］
鳥取県　　2人(－ 1)［50％］
島根県　　6人(＋ 5)［75％］●
岡山県　 14人(＋ 6)［53.8％］
広島県　　7人(－ 7)［46.7％］
山口県　　9人(± 0)［100％］
徳島県　　4人(－ 2)［66.7％］
香川県　　7人(± 0)［58.3％］
愛媛県　 12人(＋ 4)［80％］
高知県　　8人(－ 5)［80％］
福岡県　 10人(＋ 3)［55.6％］
佐賀県　　3人(－ 4)［42.9％］
長崎県　　5人(－ 5)［71.4％］
熊本県　　9人(＋ 1)［64.3％］
大分県　　5人(－ 3)［71.4％］
宮崎県　　5人(＋ 1)［45.5％］
鹿児島県　7人(－ 1)［70％］
沖縄県　　2人(－ 3)［15.4％］

●前年総数を上回った県