【経済財政諮問会議】鈴木財務大臣「建議の方向」に「リフィル処方箋の積極的活用」明記

【2022.05.16配信】政府は5月16日に経済財政諮問会議を開き、「経済財政運営と改革の基本方針2022」(骨太方針)の骨子案を公表した。同日の会議では鈴木俊一財務大臣が資料「財政制度等審議会の建議の方向」を提出。この中で「リフィル処方箋の積極的活用」を明記した。

建議は今月末にもとりまとめが予定されている。
この日の経済財政諮問会議の場で、鈴木財務大臣は資料「財政制度等審議会の建議の方向」を提示した。

この中で社会保障の分野では、「リフィル処方箋の積極活用」を明記した。

社会保障の項ではそのほか、医療機関の経営実態の「見える化」、ワクチン接種費用等への財政支援の在り方の見直し、雇調金の特例措置等の段階的縮減、効率的で質の高い医療提供体制整備(地域医療連携推進法人も活用した地域医療構想の着実な推進、かかりつけ医の制度化等)、薬剤費を含む医療費適正化、介護サービス経営の大規模化等、介護給付費適正化、子ども・子育て支援の充実と安定的な財源確保の検討を行うべき――と記載した。

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