大分市で、高齢者を対象としたスマートフォンの無料体験教室が開かれました。
高齢者の情報格差を解消し、情報活用の向上に役立ててもらおうと、大分市と、通信大手のソフトバンクが連携協定を結んだ一環で開きました。生石公民館で行われた体験会には60代から80代の11人が参加し、マップやカメラの使い方などを学びました。
参加者の男性
「今日スマホを握ったのが初めてで/何度か聞いたりして触ってみたんですが、難しいですね」
後半には、応用編として音声認識の使い方の講習もあり、こちらの女性が試してみると・・・
女性:
「900円の30%オフは?」
音声:
「答えは、630円です」
スマホの便利さを体感してもらうとともに、近年増加している高齢者をターゲットにした犯罪の防止も目的の1つです。
大分市社会教育課 大坪早智子参事:
「不慣れなところから情報を使った詐欺に巻き込まれることもあると思うので、そこも防ぐ一助になればと考えています」
スマホ体験教室は、今後、市内15カ所で実施される予定です。
