鎌倉市などは16日、今夏の海水浴場開設について協議する「鎌倉市海水浴場対策協議会」を鎌倉商工会議所(同市御成町)で開いた。「海の家」関係者や、自治会長、交通事業者ら約30人が参加し、市が作成した海水浴場開設案を確認した。
開設案では、新型コロナウイルス感染症対策として、「まん延防止等重点措置」や「緊急事態宣言」が発令された際には、県のガイドラインに従い海水浴場を休場することや、仮に発令されていなくても、市や市海浜組合連合会が独自に必要な対策を検討することが示された。
参加者からは、感染症対策関連以外でも、「海水浴場開設中はマリンスポーツができなくなる」「水上バイクの安全対策を徹底してほしい」などの意見が出された。
今夏の開設は「対策協議会」の報告を受け、松尾崇市長が近日中に最終判断する。