筆者の物置には、購入したものの十分に力を発揮させられていないキャンプギアが存在します。ギア自体は魅力的なのですが、「ズボラなデュオキャン」という私のスタイルに合わなかったものたち…。そんなタンスの肥やしアイテム5つを、代用オススメギアと共に紹介します!
必要なキャンプ道具は十人十色? ズボラな筆者夫婦の体験談
話は筆者がまだ、20代半ばだった数年前に遡ります。
隠す?隠さない?◯◯カバーの必要性
それは今の夫が友人だった頃、花火大会に行ったときのことです。
当時はトイレットペーパーにもおしゃれなカバーをつけていた夫。そしてそんな配慮にキュンときていた筆者でしたが……時は流れて現在、トイレットペーパーは裸のまま利用するのが当たり前に。
はい、“ズボラ”が許される関係となった筆者と夫にとって、もはや見た目はどうでも良く、使えればOKとなったのです。
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トイレットペーパーカバーは断然いらない派!
このエピソードと同様、キャンプアイテムを揃える時も、こういうことが起こりがちなんです…。
プラスαのアイテム、ズボラーには使いこなせない説
例に出したトイレットペーパーカバーは、生活感を隠せるおしゃれアイテム。
庶民的イメージがが出てしまいがちな紙モノを、簡単におしゃれにできるプラスαなアイテムとして有能です。
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2人の時は使わなくなったトイレットペーパーカバー。しかしそんな筆者も大人数でワイワイのときには、あると便利だなと感じます!
ティッシュだと一枚一枚しか取れないけど、必要な量を長さで調節できるトイレットペーパーはグルキャンでは意外と有能!
例えば小さいお子さんが一緒のキャンプでは、食べこぼしをすぐにふけて便利です。
あとはキャンプ仲間がわんちゃんを連れてきたとき、お散歩時に貸し出して喜ばれたこともありました。
トイレットペーパーカバーは今の私たちにとっては「外面良くしたい時」用の隠しギア。
年に数回、グループキャンプで登場するレアなアイテムとなってしまいました。
そう、私たちの場合、ズボラかつ夫婦2人という少人数利用であることがギアを使わなくなる要因になりがち。
今回は、そんな体験談をもとに「意外といらなかったな〜!」といったアイテムを紹介しちゃいます。
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あくまで「ズボラな性格」「夫婦(デュオ)キャンプでの利用」に限った筆者の個人的な意見です。人によっては「そういう理由なら私の場合は逆に必須だな!」と思うかも? よかったら参考にしてみてくださいね。
アイテムその1 「斧」理由は...ズボラキャンパーには薪割りが面倒!
キャンプと聞いて想像するのはメラメラ燃える焚き火、響き渡る薪割りの音...。
初心者の頃、イメージ先行で買ってしまったのが「斧」でした。
薪割りは必須じゃない!? キャンプ初心者の勘違い
初心者の頃に購入したまま、ほぼ眠っているのが「薪割り用の斧」。
なんとなく、キャンプのイメージとして「薪は割るもの」という印象がありました。
でも実際は...
- 焚き火台が割と大きいので、薪は割らずにボンボコ投入してしまう
- 薪を購入時になるべくそのまま使えそうなサイズのものを選んでいる
というズボラな理由からほぼ使っていません。
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ブッシュクラフト(※)に挑戦したい場合は必要!でも私のようなキャンプスタイルには斧は必須ではないかもという印象です。
※ブッシュクラフトについては、こちらでくわしく解説しています↓
【ブッシュクラフト・野営キャンプ入門】必要な装備や道具など持ち物を一挙紹介 - ハピキャン|キャンプ・アウトドア情報メディア
こんな時なら活躍するかも:小さい焚き火台を使いたい場合
筆者は焚き火台を2〜3台持っていて、気分で使い分けています。
いずれもサイズが大きめなので、太めの薪もほぼそのまま使用できています。
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でも、ソロサイズの焚き火台だったらそうはいかないかも...
デュオキャンだと意外と小さめの焚き火台でも十分なこともありますよね。そういった場合は斧が活躍しそうですね!
筆者の代替アイテム:キャンプナイフ。ズボラーさんにはこれで充分かも!?
私の場合、斧の代わりとして活躍しているのが「キャンプナイフ」。
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私はビクトリノックスのフォールディングナイフがお気に入り♪キャンプにはいつも持参しています。
筆者が薪に手を加えるのはバトニング程度。
余裕があるときはフェザースティックを作って火起こしから楽しんだりしますが、このナイフで大抵のことは事足りています。
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肉や野菜を切ったナイフで薪も扱っちゃうもんね〜♪
ズボラーとしてはできるだけ荷物も少なく、洗い物も少なく済ませたいものです。
包丁も斧も持たずに、ビクトリノックス「ハンティング」で済ませてしまいます。
アイテムその2 「装飾系アイテム」夫婦2人でロマンティックに飾らない! 利便性命
続いてのアイテムは、オシャレさよりも利便性をとった結果、使わなくなってしまったものです。
キャンプサイトのおしゃれな装飾に憧れる時期もあったけど...「面倒くさい」がぶっちぎりの勝利
インスタ映えに憧れる気持ちからGetした装飾系アイテムは、ほぼキャンプで使われることはなく終わりました。
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なぜなら可愛くて綺麗なアイテムが汚れてしまうのが勿体無い&掃除が面倒と感じてしまったから!笑
さらに目的だったインスタもほぼ放置状態になってしまい、使うことからどんどん遠ざかってしまいました。
こんな人なら活躍するかも:写真撮影好きな人
インスタ用じゃなくても、可愛いサイトをカメラに納めておきたい派の人なら、装飾アイテムもうまく使えたかも。
筆者は自分では使わないですが、キャンプ場でオシャレにテントを飾っているキャンパーさんを見るのは好きです!
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こちらのキャンパーさんは、クリスマス時期に素晴らしい飾り付けを楽しんでます。とっても素敵!
【クリスマスキャンプの楽しみ方徹底ガイド】おすすめ料理や飾り付け・キャンプ場紹介など - ハピキャン|キャンプ・アウトドア情報メディア
筆者の装飾アイテム活用方法:お家で使用
装飾系アイテムはアウトドアで使わずに、お部屋の装飾、撮影用小道具として役立っています。
例えばカゴのピクニックバスケットとか。
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とにかくかわいいから家で小物入れとして使っています。
キャンドル風ライトも自宅の物置として使用しています。
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外だと水濡れや埃が気になっちゃうアイテムも、お家だと心配ないので良いですね。
アイテムその3 「マントル系テーブルランタン」テーブルにスペースの余裕がないっ!
ライト系アイテムはついつい買っちゃうギアの一つ。
その中でも我が家のキャンプでほぼ出番がないのが「マントル系テーブルランタン」です。
机上は常に大混乱! 2人ならメインランタン+ヘッドライトで充分
雰囲気があって素敵...と憧れて購入したマントル系テーブルランタン。
我が家のキャンプでは椅子から手の届くところに必要なもの全て置いちゃう「こたつ式」スタイル。
そのため、テーブルの上は調味料やお菓子、食器で溢れてしいまい、テーブルランタンを置くスペースがありません。
サイトにはメインのLEDランタンをスタンドで吊るし、移動時はヘッドライトを使用しています。
それからズボラーとしては、LEDの利便性を知ってしまうと、マントルの使用が面倒という致命的欠点も。
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マントルを使ったランタンは、ズボキャンには向かないアイテムかも〜。
雰囲気を楽しめる&余裕のある人が購入するものだな、我が家にはまだ早かった...と実感しています。
こんな時なら活躍するかも:ソロのときはかなり重宝!
2人キャンプのときはほぼ出番のないマントル系ランタンですが、夫がソロキャンするときには重宝している様子。
スノーピークの「ギガパワーランタン 天」は小さいサイズなのに強力で、メインランタンとしても使用できる優れもの。
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私はほぼ使わないけれど、夫にとっては頼れるギアのようです。
ほか、コールマン「ノーザンノバ」もとっても明るいそうですよ!
【明るさ最強】おすすめガスランタン!コールマン史上最大に明るい「ノーザンノバ」を使ってみました - ハピキャン|キャンプ・アウトドア情報メディア
アイテムその5 フタがテーブルになる系の箱 テーブル上に物をたくさんのせちゃうズボラさんには不向きかも?
ラストは一見便利そうな一石二鳥アイテム。
荷物が多い&掃除下手な私のキャンプスタイルには向いていなかった…というエピソードです。
荷物を出すときが面倒...ズボラさんには不向きかも
筆者はフタがテーブルになるタイプのコンテナを使用しています。
元々は無印良品のボックスですが、夫がDIYでテーブル天板の役目になるすのこを作成。
最初は「すごく便利!一石二鳥♪」とルンルンで使用していたのですが、気になる点が。
何がどこに入っているか理解しないまま生きている筆者には「すっごくめんどくさい!」と感じてしまいました。
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コンテナとしてはタフで使いやすいので、バリバリ活用しています!
こんな人なら活躍するかも:整理整頓ができる人
筆者の敗因は「物の整理ができていない」こと。
ギアの収納定位置をしっかり決めて、整理整頓できている人ならばうまく使用できることでしょう...。
筆者の代替アイテム:小さいテーブルが楽チン!
キャンプでは一度座ったらなるべく動きたくない私たち。
しかし、風向きによって変わる煙の流れや、日当たりなど環境によってベストな座り位置は変化するもの。
その時柔軟に対応できるように、小さいテーブルを多用しています。
テーブルとしてもゴトクとしても使用できるノリノリライフ「スライドゴトク」は、特にお気に入りです。
テーブル出すのすらめんどくさいときは薪をテーブル代わりにしたり、時には皿を地面に直置きしてます。
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大地がオレのダイニングテーブルだぜ。
キャンプギアの好みは三者三様! 自分だけのお気に入りを探そう〜ハズレアイテムも愛して〜
今回は筆者の独断と偏見による「なくてよかったアイテム」をピックアップしてみました。
キャンパーも十人十色、スタイル似合うギアも十人十色。
「いいな!」と思っても、実際に使用してみないとそのギアが自分に合うかどうかはわからないものです。
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初めから毛嫌いせずに使ってみて、その上で取捨選択をしていくのも楽しいですよね。
筆者もこれに懲りずに(?)今後もどんどん新しいギアに挑戦していきたいと思います!
最低限必要なキャンプアイテムが知りたい! という方はこちらの記事をどうぞ。
【初心者向け】ファミキャンに最低限必要なキャンプアイテムの揃え方!コスパ良&代用品も! - ハピキャン|キャンプ・アウトドア情報メディア
【初心者必見】ソロキャンプにこれがあれば間違いなし! おすすめキャンプアイテムを紹介! - ハピキャン|キャンプ・アウトドア情報メディア