海老名の名所、自転車でぶらり 市とスルガ銀がSNSで魅力発信 

海老名市職員が撮影する海老名中央公園の写真イメージ=海老名市提供

 海老名市とスルガ銀行(静岡県)は6月から、海老名市職員と同行職員が自転車散策(ポタリング)で市内を巡り、魅力を発信する共同事業「えびぽた」を始める。同事業は2019年の平塚市に続き県内2カ所目。地域の名店などを巡る海老名市内北部と南部それぞれ二つのコースを、市と同行の交流サイト(SNS)でPRする。

 ポタリングは、英語のpotter(ぶらつく、のんびりする)とサイクリングを掛け合わせた造語。目的地を決めず、散歩するように自転車でゆっくり巡ることを指す。

 初回となる6月の撮影テーマは「今と昔がよりそう海老名で初夏のさわやかポタリング!」。開発が進む海老名駅(めぐみ町)や国史跡相模国分寺跡(国分南)、酒蔵「泉橋酒造」(下今泉)など市内北部14カ所を巡る3~4時間のコース。撮影後、1カ月間かけて、ツイッターやインスタグラムに写真を投稿するという。

 市商工課の担当者は「市民でも知らない場所があると思う。自転車で市内を楽しんでほしい」と話している。

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