シーズン佳境を迎えている欧州各リーグ。
コパ・デル・レイで優勝するなど躍進を見せたベティスはホーム最終戦となるグラナダ戦に2-0で勝利した。試合後、エクトル・ベジェリンはピッチ上で感極まり、思わず涙していた。
今季アーセナルからのローンで加わった彼は、ベニト・ビジャマリンとの別れを惜しんでいたようだ。試合が終わった後にわざわざピッチに戻ってくると、感慨深げに時間を過ごしていたとか。
また、父親と抱擁する場面もあった。ベティスが「彼の父はベティスでプレーすることを夢見ていた」と伝えているように、父ペペさんは生涯のベティコ。
ベジェリンが金銭的に大きなオファーを断ってまでベティスに移籍した理由は、ベティスでのプレーが父を含めた家族の夢だったからだそう。
確かなパフォーマンスを続けたことでベティコから愛される人気者になったベジェリン。アーセナルとの契約は2023年まであるため、その去就が注目されている。
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ベティスFWボルハ・イグレシアスはベジェリンを残留させるためのクラウドファンディングを始めようとSNS上で呼びかけている。