応募総数は2万1373人 おかやまマラソン 倍率1.8倍

2019年のおかやまマラソン

 11月13日に岡山市内で開かれる「おかやまマラソン2022」の実行委員会は17日、最終的なランナーの応募状況を発表した。岡山県民優先枠と一般枠を合わせた応募総数は2万1373人で、定員1万2千人に対する倍率は約1.8倍となった。

 エントリー数は過去3番目に少なく、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった前回(2万1388人)とほぼ同数だった。4月14日~5月16日に受け付けた一般枠(定員8千人)の応募は、先行募集した県民優先枠(同4千人)で抽選に漏れた3726人を含む1万7373人。倍率は約2.2倍だった。一般枠の出場者も抽選で決め、結果は6月14日に通知する。

 実行委事務局は「コロナ感染者の高止まりが続いており、応募はさらに少なくなるのではと懸念していた。感染対策を徹底し、岡山の魅力をPRする大会にしたい」としている。

 大会は2020、21年の2年連続で中止となっている。参加者にはワクチン接種の証明、PCR検査などの陰性証明に加え、大会1週間前からの検温や体調管理表の提出を求めるといった対策を実施する。

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