正善寺工房で春祭り 屋外飲食イベント戻る 上越市

 上越市下正善寺の正善寺工房は15日、地元産野菜の即売や市内のキッチンカー、移動販売車を集めた「春祭り」を開いた。新型コロナウイルスの感染拡大以降、自粛が相次いでいた屋外での飲食も可能になったことで、多くの市民が集まった。

 ネマガリタケを使ったたけのこ汁や市内人気店のカレー、打ち立ての手打ちそばには行列ができた。また、屋外の飲食スペースで食事ができるとあって、家族連れがテーブルに座り、ゆっくりと食事を楽しむ姿が見られた。子ども向けの竹ぽっくり作り、キノコの駒打ちなどは地元の人が指導し、人気を集めた。

たけのこ汁の販売には列ができた

 運営には主に同市在住者でつくるボランティア「ワーカーアンツ」のメンバーが協力。会場整理や受付、出店の手伝いなどでイベントを盛り上げた。

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