【新型コロナ】川崎市で50代男性死亡 新たに425人感染

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は17日、市内に住む50代男性1人の死亡と、市内外に住む10歳未満~90代の男女425人の感染が新たに確認されたと発表した。市は416人の感染経路を不明としている。感染経路が判明している人のうち、家庭内感染は7人、陽性者との接触者は2人だった。

 市によると、死亡した男性は4月13日に呼吸困難の症状があり、市内の病院に救急搬送され、陽性が判明した。男性は中等症で、入院を続けていたが、5月16日に死亡した。死因は拡張型心筋症だった。男性のワクチン接種歴は不明。

 感染者の症状別では、軽症306人、無症状102人、中等症4人で、13人の症状を調査中としている。

 感染者の症状別では、20代103人、30代71人、40代61人、10歳未満54人、50代49人、10代43人、60代25人、70代11人、80代5人、90代3人だった。

 川崎市は17日、関係者の陽性が判明した幼保連携型認定こども園「女躰神社こども園」(幸区)を、17日から当面の間、臨時休園すると発表した。

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